いつも夜中
調子がだんだん悪くなっているのは、飼い主にはわかります。
変な咳やくしゃみが、頻繁に出るようになってくるからです。
昨日はあまり調子が良くないように見えたので、夕方から
ずっと家にいました。
そして夜中の12過ぎ、お風呂から出たら、寝ているジャイの
呼吸が異常に早い。
今まで見たことがないほどの早さ。
もの凄く慌てた。
心臓の悪い子の状態を判断する最初の方法は、
呼吸数を図ることなのです。
ただ不思議なことに、そう苦しそうに見えない。
起こしてみると、一瞬呼吸数は落ちる。
でも眠そうにしているので、そのままにするとまた
寝入り、異常な速さの呼吸に戻る。
そうこうしているうちに夜中の2時を回りました。
行きつけの病院の先生を起こすのは、最後の手段。
というか、この状態のジャイを救うことは、もはや不可能に感じた。
この日まで何回か危ない状況に遭遇しました。
治らないのに、辛い病院の治療を受けさせる意味はあるのか。
そして、こういうことが起こるのはいつも夜中。
泣きましたよ。
あぁ、もうこれでダメなのかと。
でも苦しくないのなら眠りながら終わってくれたほうが
ジャイにもなな号にも幸せかもしれない。
2ヶ月前の緊急入院の時は、ものすごく苦しそうに咳き込んで
ジャイは自分でもどうしていいかわからないような顔をして
なな号を見上げたから。
あの顔はもう二度と見たくない。
何回かさすっては、寝ているジャイを起こしていたら、
終いにジャイはうっとおしさで怒った。
え〜っ、怒る元気があるの?
寝返りも普通にうつ。
もしかして、まだ大丈夫かも...しれない。
現実逃避したいなな号、知らないうちに眠りに落ちました。
2時間後、朝5時。
生きていました。
しかもお腹が空いているようです。
また生き延びたね。
週末にはお友達のところに遊びに行く予定だよ、ジャイ。
行けるかな。行けるよね。
ご飯をあげてから、しっかり2度寝したなな号でした。
気苦労で倒れることはあり得ない、図太い人間だと、
自分で自覚しています(笑)
20時間経った今、ジャイはかなり普通に戻りました。
生命力の強い子だと思います。