雑誌の行く末
なな号はかつて、勢いのあった頃の女性ファッション誌の
仕事をしていました。
もうその仕事はしていませんが、今時の女性ファッション誌の
売り上げはかなり落ち込んでいると思います。
好奇心で「印刷証明付き発行部数」なるもので部数を見てみたら
案の定、すごいことになっていました。
なな号が仕事をしていた頃は、バブル時代でしたし、
インターネットもまだまだ普及していなかった。
でも、若い世代を中心にスマホを持つことが当たり前に
なってきた頃から、部数は転げ落ちるように落ちたのだと思う。
なのに雑誌の編集者は意外にネットに対して鈍感だった。
売れていた頃の栄光にしがみついていた人も多いだろうし、
内容に関しての努力もしていなかったと思う。
大手出版社の社員さんですから、売り上げに関係なく
いいお給料をいただける立場にいたら、危機感など
切実に感じないでしょうしね。
なのでマンネリだったし、どこのファション誌もほぼ冒険など
していなかった。
それでも今、新たな試みをしている女性誌もあるようです。
宝島社の「リンネル」
知らなかったです。
一般社団法人日本ABC協会が2017年下半期(2017年7月~12月)の
雑誌販売部数を発表し、宝島社の「リンネル」が月刊女性ファッション雑誌の
販売部数において初の1位を獲得した。リンネルが17万7,052部
17万7,052部で1位とは、なな号が仕事をしている時から考えると
信じがたい数字ですが。
紙媒体は10年やそこらで、無くならないとは思いますが、
いったいこの先は、どうなるのだろう。
※今日のお楽しみ
そらちゃんです。
アメリをこのアプリコットの毛色にしたら、こんな感じに
なるんだろうなぁ、
似ているよね。