救助犬



なな号　　「こんなに小さなわんちゃんも、
　　　　　　救助犬になれるんですか。
　　　　　　うちのは臆病なので、吠えまくるだけで、
　　　　　　何の役にも立ちそうもありません」

スタッフ　「救助犬に、なれない犬なんて、いないんですよ」

かわいい背中にしょった、サインを見て、
思わず質問をした、なな号に、こんな答えが
返って来ました。

この子は、2歳までひどい飼われ方をされたため、
吠える、噛み付くの問題犬になってしまい、
あげくの果てに捨てられた、とてもかわいそうな
わんこだったのだそうです。

それが、今では、老人ホームなどを訪問して
お年寄りを癒す、立派な救助犬なのです。

日本救助犬協会の訓練を、しっかり受けたから
できることなのですが、「救助犬になれない犬はいない」
を見事に、証明したわんこだったのですね。



そうかー、そうなんだ。
感慨深い、なな号でした。

ウチのやんちゃもの「まろ」も介助猫にしようかなぁ…
日本介助猫協会を設立しなくては！！

できるかもしれないですね。

ある人によると、介助犬は、あまり長生きできないそうです。
自分の命をすり減らして、人間のために働いて
いるってことなのでしょうか。データを見たわけではないので、
こんなことを、うかつに言ってはいけませんね。う〜〜む。

このワンコは可愛いし立派だと思うんですが。
どうも介助犬とか盲導犬の類は素直に聞けないボク。
むかーし、テレビで盲導犬の残酷な訓練方法を見ちゃってからですね。
自分が盲目になってもワンコには頼らないと決めているのでした。

この子はそんな人生をたどってここまできたのですね。
犬と言えども、私よりつらい道のりだったんだなー
と思え、やたらに介助犬はかわいいーなどどいう見方でなくなりました。

いのさん、微妙ですね。盲目の方達にとって、犬の役割は精神面でも、ものすごく助けられてると聞きます。
微妙と言ったのは、自分の犬をそういう犬にさせる気持ちになれるか、と突き詰めて考えると....です。

ダリエさん、そうなんです。でも、この子は今が幸せなんですよね。

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