バルサのボールを奪い返すタクティクス。

日本時間早朝に行われたチャンピオンズリーグ、バルセロナVSミラン。ミランのホームで行われた第1戦はミランの守備の見事さに見入ってしまったのだが、2点差で迎えるバルサのホームで行われる第2戦はどうなるのかと注目の一戦…

ぶっちゃけ、バルサがミランを終始圧倒というか、ハーフウェイラインをなかなか越えさせず自陣に釘付け。メッシの前半での超絶2ゴールで(まるでアッサリ??と)追いつき、後半に逆転。しかしその後は、ミランがアウェイゴールを1点でも奪えばミランの勝ち上がりとなる可能性が高く(これがアウェイゴールの妙…)ミランもゴールをめざして仕掛けるスリリングな展開となり(いや、バルサも結構危うかったと思う、実は)それでも終盤にもう1ゴール捻じ込んでバルサの快勝。
3ゴールを奪ってアグリゲートスコアで逆転して、それでも選手たちはわかってんだよね、1ゴールを許せばアウェイゴールでヤバいって。だからもう1ゴール奪いに行く。日本のクラブじゃ、全く無理な芸当だろう。
いや~感心するの何のって…誰が見ても、バルサのパスワークとポゼッションは超絶してると思っただろう。各選手の技術、パス能力・センス、ボールの質とスピード、動き方・タイミング・距離感の絶妙なスキルとタクティクスにイマジネーション。そこにイメージシンクロ(最近流行りの「共有」とは私は言わない…共有だけでは何も生まれないし…)の高さ、深さ。それとトラップ技術、ワンタッチめの技術の高さとスキルの巧みさって、見た!?
そしてこの試合で何度も感嘆させられたのは、そりゃ超絶ポゼッションしてたって、ミスも出るし、ボールのこぼれもシュートの跳ね返りもあるわけで…それがミランの選手に拾われた後の奪い返しの凄さですな。囲んで奪い返す、コースを切ってパスカットする、鋭い出足と読みでパスカットする等々。この試合ではむしろ、そこに目を奪われ見入ってしまった次第。

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