ナビスコカップ、ギネス認定だそうで。

今日から2013年のナビスコカップが始まる。そのナビスコカップ、"Longest sponsorship of a professional football competition" としてギネス世界記録に認定されたんだそうだ。

1つの企業によるスポンサードの大会として最も長く続いた大会、というわけですね。
リーグ戦と並行してカップ戦も開催しないといけないわけで、そのカップ戦をこうして揺らぎもせずにスポンサードしているのは素晴らしく、ありがたいこと。もっと旧来メディアは取り上げることではないのか。
ナビスコカップはファイナルは国立競技場での一発勝負で、対戦カードが何であれ速攻でチケットソールドアウトになるという盛況ぶりだが、昼間にオンエアされる地上波テレビ(フジテレビの独占)は視聴率が芳しいとは言えない。ま、休日の午後だし、普通にそんなもんて言えば、そんなもんだ。
視聴率よりも、ファイナルまでの観客動員も芳しくないが、ここを突いてくる輩もいたりするが、リーグ戦よりもカップ戦の方が観客動員が落ちるのは当たり前であり、国際標準であり至極正常なことであるのは間違いない。だからといって、観客が少なくていいっていうわけじゃないが。
それよりも問題なのは、Jリーグがいまだにベストメンバー規定なるものを振りかざすところだろう。そういうたいへんありがたいスポンサー様の手前、そう言わざるをないのかもしれないが(totoの対象という点もあるが)カップ戦は本来、リーグ戦では見られない選手や若手の登竜門であるわけで、そんなベストメンバー規定なんて振りかざしてたら、いつまでたってもそういう文化・風土になって行かないじゃないですかね。サテライトリーグもなくしてしまって数年経過するが、どこで出場機会を得ようというのか。23歳以下の選手については移籍期間外でも移籍できるようにしたことは評価できるが、そろそろカップ戦(ナビスコカップ)でもどんどん若い選手を起用(スタメン出場)しやすくなるように、若い選手でなくても、リーグ戦では主にサブスティテュートでも見たい選手もたくさんいるのに、ベストメンバー規定なるものは止めませんかね。ベストメンバー規定に抵触していないのにクラブが叱責を受けたり、確かにベストメンバー規定に抵触していたけれども試合に勝っちゃったり(それでも制裁を受けたり)する事例も過去あったわけで、運用するJリーグの方もゴチャゴチャしてるところが、また話をおかしくしている。近年は天皇杯全日本選手権にも適用してきたり…クラブやチームの(そして選手の)トライを損ねてはならないと思うぞ。そもそも、ベストメンバー規定に沿えばベストの面子だという思想(思考)そのものはヘン。フットボールの進化や前進を妨害している。フットボール、わかってないんじゃないか。

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