ほんと、スポーツ新聞ってつまんないね。
2010.09.26
これまでも何度か書いたけどスポーツ新聞て、全然「新聞」「メディア」じゃない。今朝の何紙か見たら、またそう思った。
結局、試合自体の記事や分析や論評は一切なし。何人かの選手個人の事情やエピソードに焦点を当てたつまらない文章が並んでいるだけ。これはサッカー(フットボール)に限ったことではなく、全てのスポーツ・競技種目の扱い方においても同じ。そもそも「芸スポ」(芸能・スポーツ)という言葉は日本には存在するが、もちろんスポーツ新聞のことだが、なんで「芸能」が先に来るわけ??? その辺からも程度が知れる。
ま、1面はたいてい(何も無ければ)今でも野球ネタである確率が半分くらいの割合もある状況で、スポーツ新聞の紙面を見ればおわかりのとおり、ヘッダに「野球」という文字の入った紙面が最低でも2見開き(4面)から3見開き(6面)はある。毎日。で、他に例えば「サッカー」とかのヘッダがあるのかというと、これが全く存在しない。ではどういうヘッダかというと「スポーツ」というヘッダなのです。スポーツ新聞で「スポーツ」というヘッダは妙、滑稽だろ。つまり「野球面」「スポーツ面」しか存在しないわけだ。そんなのがいまだに続いている。その辺りから変わっていかないと、、、終わってしまうよ。実はもう終わってるようなもんだろうが。
少し前にプロ野球中継をTVで久しぶりに見たが、申し訳ないけれど、これはとてもスポーツ中継・スポーツ観戦ではないな、と明確に感じた。これほど明確に感じたのはもしかしたら初めてのことで、それでその感触自体を鮮明に覚えている。これはフットボールとの比較ではない、あらゆるスポーツを含めたプロ野球以外のスポーツとの明らかな違い。
U-17女子ワールドカップのファイナルは3-3から延長戦、PK戦まで(しかもサドンデスまで)もつれ、残念ながらPK負けで準優勝。勝っていた試合でもったいない。想像性ある攻撃で得点も多く非常に面白かったが、大会を通じて失点が見事なくらい同じようなパターンだったのがイタかった。ゴールキーパーが弱点になっていたかな。女子についてはフル代表を含めて日本のフットボールが世界をリードしているように思うが、まだ近代化されていないだけに、前近代的な方が戦績が勝っちゃったりする。そこら辺もフットボールの難しいところ。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/112
トラックバック