ほんと、スポーツ新聞ってつまんないね。

これまでも何度か書いたけどスポーツ新聞て、全然「新聞」「メディア」じゃない。今朝の何紙か見たら、またそう思った。

結局、試合自体の記事や分析や論評は一切なし。何人かの選手個人の事情やエピソードに焦点を当てたつまらない文章が並んでいるだけ。これはサッカー(フットボール)に限ったことではなく、全てのスポーツ・競技種目の扱い方においても同じ。そもそも「芸スポ」(芸能・スポーツ)という言葉は日本には存在するが、もちろんスポーツ新聞のことだが、なんで「芸能」が先に来るわけ??? その辺からも程度が知れる。
ま、1面はたいてい(何も無ければ)今でも野球ネタである確率が半分くらいの割合もある状況で、スポーツ新聞の紙面を見ればおわかりのとおり、ヘッダに「野球」という文字の入った紙面が最低でも2見開き(4面)から3見開き(6面)はある。毎日。で、他に例えば「サッカー」とかのヘッダがあるのかというと、これが全く存在しない。ではどういうヘッダかというと「スポーツ」というヘッダなのです。スポーツ新聞で「スポーツ」というヘッダは妙、滑稽だろ。つまり「野球面」「スポーツ面」しか存在しないわけだ。そんなのがいまだに続いている。その辺りから変わっていかないと、、、終わってしまうよ。実はもう終わってるようなもんだろうが。

少し前にプロ野球中継をTVで久しぶりに見たが、申し訳ないけれど、これはとてもスポーツ中継・スポーツ観戦ではないな、と明確に感じた。これほど明確に感じたのはもしかしたら初めてのことで、それでその感触自体を鮮明に覚えている。これはフットボールとの比較ではない、あらゆるスポーツを含めたプロ野球以外のスポーツとの明らかな違い。

U-17女子ワールドカップのファイナルは3-3から延長戦、PK戦まで(しかもサドンデスまで)もつれ、残念ながらPK負けで準優勝。勝っていた試合でもったいない。想像性ある攻撃で得点も多く非常に面白かったが、大会を通じて失点が見事なくらい同じようなパターンだったのがイタかった。ゴールキーパーが弱点になっていたかな。女子についてはフル代表を含めて日本のフットボールが世界をリードしているように思うが、まだ近代化されていないだけに、前近代的な方が戦績が勝っちゃったりする。そこら辺もフットボールの難しいところ。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/112

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30    

<<前月 2025年04月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ