やってくれましたね、完全ターンオーバー。
2013.07.26
昨夜の東アジアカップ第2戦、オーストラリア戦は、初戦からスタメン11人を総とっかえという、完全ターンオーバー。これって少なくとも日本代表の試合でやるのは初めてだろ? 歴史的快挙(?)じゃんか。
ま、状況が状況だとしても、日本人監督だと絶対こういうことはないだろうな。
対戦相手のオーストラリアも新戦力発掘モードで、試合が始まってみれば、2-0か3-1で勝てる(はず)と思いましたね。
齋藤学のドリブルからの逆サイドへの見事なループシュートは素晴らしかったが、あんなんは十分やれる選手。それを見せられてよかった。1997年の長居でのクロアチア戦での森島のゴールを思い出した。齋藤はやっぱりスタートからの出場でないと、入っていけないのかね。途中出場でジョーカーになれると、来年ブラジルへ行く可能性があると思うんだが。乾と争う感じかなぁ…乾よりもシュートは上手い(と言わせられる)可能性があると思うんだけど。どちらも戦術理解が十分でない(と思われてる)だろうから、その点も含め。あと、この試合のようには足元でプレッシャーが少ない状態でボールを受けることはできないと思うんで、その時にどうできるかですかね。
2点めの豊田のフリックに大迫が反応して(齋藤も絡んで前線3人で崩した)決めたゴールが実に素晴らしかった。日本らしいイマジネーション溢れる崩し。大迫のシュートも、シュート前にフェイントを入れて相手ゴールキーパーを倒してから打つという、まるで鹿島アントラーズの先輩・柳沢みたいだった。
そして、またまたお間抜けに2-2とされてしまった直後の大迫のグラウンダーのミドルシュートも見事。豊田の落としも素晴らしい。この試合の1トップで起用された豊田だが、ゴールこそなかったが、ポストプレーで大きく貢献。前半と後半に1度ずつ、山田大記のクロスをヘッドで叩いたんだが、決められず…2度とも、ヤッタァ!!と声出してしまったんだが。ちなみに結構大きな声を出してしまったのは、前述の2点め(大迫の1点め)のシーン。2010年ワールドカップのカメルーン戦の本田圭佑のゴールの時のように、決めろ!!決めろ!!って声出してしまった。…というわけで、このメンバーでの戦いぶりを結構楽しませてもらっている。
山田大記はまあまあのプレーだったと思うが、本来持っている決定力、シュート力、ゴールセンスを見せてくれれば、なおよかったんだが…遠慮して(?)チャンスメークを優先した?? そのゴールセンスが発揮されれば、清武の上位互換も十分可能と思うんだがなぁ。
やっとフルタイム出場した(しかもキャプテンマーク付けて!!)高橋秀人は、まあよかったんじゃないだろうか。扇原も、攻撃時にはセンターバック2枚の間に入るという、ちょっと新しげな光景を見せるなど、後半途中(60分超経過あたり)に山口蛍と交替したが悪くなかったと思う。扇原には期待してんだがな。
んで、なんで2-0の楽勝ムードから連続失点してしまうんか、ということだ。1点返された場面はリプレイ中だったので、その前がよくわからないが(オフサイドなんじゃないかとも思うが)ちょっとドタバタしてしまったし、ミスもあったように思う。そういう事故はままあるんで、まあいいとして、問題はその直後の失点。これは完全にイカンよ。何やってんだが。これもちょっとなんすか~っていうレベルのミスだな。こういう風に連続失点するなんて、まるでJリーグの○○○○○○みたいだ。
でもって、すかさず1点追加して3-2としたんだが、すかさず、ガンバ大阪や川崎フロンターレの楽しみ方がわかった!?ってな突っ込みが入りましたよ。
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