とてもいい選手だと思われたらしい遠藤と長谷部。

先日の日本テレビの「サッカーアース」で、日本代表と対戦したセルビアの選手(先制ゴールを決めたアタッカーのタディッチ)のインタビュー映像を流していたが、タディッチによると、とてもいい選手だと思ったのは遠藤と長谷部だそうだ。

「彼らはとても賢くていつも適切な位置にいた」んだそうだ。まぁ、ポジショニングのクレバーさは一定以上の日本選手の長所だと思うんで。他の選手、代表に選出されていない選手でも、きっと多くの選手がそういう評価はある一定、得られるんじゃないか。ただ、セルビア戦の2失点とも、ゴールシーンのひとつ前で目に入ったのは背番号7であって。一口に軽いプレーと言ってしまってよいのかどうか迷うが、ただ、身体で止めなくては…ないしは、相手プレーヤーのパスなりシュートなりを制限するプレスとかコース切りをしなくてはならない局面であることは確かであることは実際であって。そこをどうするかだろうなぁ。遠藤もよく守備に戻っていたし、ボールを拾っていたと思う。そういう点では、インターナショナルマッチの中で精力的かつギアを上げたパフォーマンスをしてくれてたと思う。事実、パスカットは遠藤は非常に多いんだそうだ。また、遠藤がいないと攻撃のスイッチやらビルドアップが落ちるのも実際。だけどな、センターバックがこうなんで(高いラインを引いていても、アタッキングサードまで来られると、どうも低くラインをとってしまう、、、失点を恐れてんだろう…)やはり中盤底(中盤セントラル)を3枚にするしかないんじゃないか。これまでもワールドカップではアンカーが必要じゃないかと書いたことがあるが、アンカーでなくとも3ボランチって感じ。一度、遠藤、長谷部、細貝の3ボランチ(トリブルボランチ)とかやってみたらどうか。細貝も今シーズン移籍して、アンカータイプのプレーというよりも、ボールを奪ってのプレーメイクで新境地を拓いている。遠藤、長谷部ともども、3ボランチからの攻撃の起点となってもらうのはどうっすかね。そもそも、アンカーを置いたって攻撃力の高い相手を絶対的に封じ込められるわけじゃないし…それなら、中盤底から攻撃の起点を増やす方がより積極的な考えかも。
ま、アンカーを置くにしても3ボランチにしても、そうすると前線を1枚削る必要があるわけだが、ワールドカップでは3人でフィニッシュを完遂してくんないと。そんな時間もスペースもないし。本田と香川と、柿谷か岡崎か、とにかくその3人。
柿谷の1トップだが、ザッケローニは相当に柿谷に期待しているようだが、柿谷自身もどっかでコメントしてたが、この日本代表チームの戦術なり戦い方っていうのは2列めにフィニッシュさせるものであって、、、まぁ考えてみれば2002年の日韓ワールドカップの頃だって(最前線は2トップだったし、内容的にも今日とは違うものだけれども)そうだったんだが…結局、国際的に見ても日本は2列めのアタッカーの人材は豊富なもんだから、、、それでもってフォワードに強力な選手が居ないし、、、そうなるよね。大体において歴史的にも日本代表のフォワードは潰れ役だったりチャンスメーカーだったり、って感じ。ただ、現行のフォーメーション・システムの中で1トップというか最前線1枚に置くなら、柿谷もいいけれども大迫もいいんじゃないかと。Jリーグや天皇杯といった国内の試合を見ていても、大迫の前線での気の利いたプレーやプレスやボールスティールからのチャンスやゴールが数多く生まれているし。当然、ザッケローニも大迫のことは視野に入っているだろうが、次の召集では是非呼んで欲しい。柿谷か大迫か、ということではなく、両方同時だって使えるだろ。

で、今夜はヨーロッパ遠征の第2戦、ベラルーシ戦。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1230

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ