さすがに2試合ノーゴールとは思わんかった。

10月のヨーロッパ遠征は、セルビア、ベラルーシを相手にゴールが奪えず、内容も何やってんのか感が強く、ちょっとさすがにこれは停滞感満載っすな。

ま、日本の何人かのキープレイヤーのパフォーマンスがやっぱり低調と言わざるをえず、それでもなんとかしようという気持ちが余計に有効適切でない判断やプレーを生じているような、そんな悪循環という感じだろうか。
それでも、今の日本選手たちの能力でもってまあまあの試合運びであったりゴールチャンスを生み出したりするんだが、そこで決められないでいると相手も慣れてきたり対応・対処してきたりで段々活発さが後退し…それを取り戻せないままでいる中で失点しぃ、、、という毎度同じような流れ。
こりゃ、だいぶ選手の入れ替えとかをして刺激を注入しないといけないんじゃないか。それをもう1つ前、つまりはこの遠征でやればよかったんだが。来月のヨーロッパ遠征はオランダとか(ベルギーとも?)対戦というガチで行くしかない予定が入っていて、どうすんのよ? いつやるのよ? ってところだ。

この遠征2戦めのベラルーシ戦は、3日前のセルビア戦と全く同じスタメンだったが、何人かでも入れ替えて欲しいという気もしたけれども、セルビア戦のパフォーマンスを見れば、この間に再度トレーニングとイメージシンクロを図ってきたであろうことは想像に難くなく、なので全く同じスタメンだった点については理解はできる…個人的には元々からして何人か替えて欲しい選手がいるけれど…って感じかな。長谷部に替わって山口蛍が入って、ワンタッチでリズムを出してくれてたが、ああいうこと。ただ、そのうち遠藤が前に出ていたので深めに位置どりをするように意識したようで、その活性化も長く続かなかったように思うが。
ワールドカップ本番に向けて、プロフェッショナルな監督であるザッケローニがどう仕上げていくのか興味があるし、一定の信頼感をもっているが、ただ今日のこの落ち込み感はザッケローニ自身も予想外なんじゃないか。一般的にはかなり手詰まり感をもたれているだろうな。それは大衆マーケティング的に当然好ましいことではない。

あ、この試合でも途中で3-4-3にしたけれども(その後、また4-2-3-1に戻した)中盤が4枚、それも横に並ぶような形になって、前線3枚との連動性が失われ、どこでボールを奪いに行くのか、誰と誰で相手を囲むのか、選手の方に手探り感が非常に強く見られ、こりゃ負けてる時の終盤の総攻撃的な使い方しかないんじゃないか。少なくともボールをポゼッションしてビルドアップして、という局面では使えないんじゃないか。ただ、そういう使い方をするんなら、ザッケローニは3トップがやりたいんだ…と言っているようだが、その3トップの左右(つまりウイング)に縦突破のできるスピードのあるドリブラーを配置しないと、香川と岡崎をそのまま置いてんじゃ、こりゃ全然どうもならんというか、ミスマッチなんじゃないかね。

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