ある地方で全面張り替えしたという芝に失望と驚愕したお話。
2010.10.16
今年の夏、ある地方のスタジアム(陸上競技場)へ行った時のこと。Jリーグクラブの準ホームでJリーグ公式戦開催のために芝の全面張り替えを行った直後ということだったので、結構ワクワクして行ったのだが…
ピッチの傍に来てみると、、、あれ??? これって本当に張り替えたの、ってな感じ。雑草は豪快に混じっているし、カブみたいになっている箇所もあちこち。その地方のサッカー協会の役員さんがおっしゃるには、とてもとてもJリーグの試合を開催できるシロモノではないと。そりゃぁそうでしょう、、、素人の私が見てもそう思ったもん。
よくわからないのは、この競技場の職員の人が随分余裕なこと。これから雑草は取り除くんです、って張り替えてから雑草抜きをコツコツやってないんかい??? それにカブになっているのは掘らないといけないからボコボコになるんじゃないの。
さらにわかんないのは、私が見ても、芝の品種がJリーグの試合を行うピッチの芝ではないような。。。でもそこのことを聞くと、そのJリーグクラブのホームスタジアムと同じ品種ですよ、と。え~ゼッタイ違うと思う。サッカー協会の方々にちょっと聞いてみたら、そのJリーグクラブのホームスタジアムの芝も施工計画では普通の公園なんかと同じ品種の芝の採用になっていたそうで、それを地元サッカー協会の方々の尽力で品種を変えさせたそうなのだ。この競技場の職員の人、そういういきさつを知らないで、施工計画の資料とかを見て同じ品種だって勘違いしてるんじゃないのか???
ま、とにかく呆れてものが言えない、、、っていうか。東京の国立競技場を訪ねてよく勉強してきたらどうなんだ。普通に自分でもちょっと調べようとしてみれば、そんなあんなエピソードや私なんかが知っている程度の情報や知識は相当仕入れることができると思うが、、、そんなことまでやる気や熱意なんか、ないんだろうな。そんな職員ばかりじゃないことはわかっているが、少なくともこういう程度の職員が全国各地にはまだまだ生息しているんだろうな。そんなんで生涯スポーツ社会とか、スポーツ文化社会とか、遠い遠い話だよね。
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