横浜FマリノスVSヴィッセル神戸 & アルビレックス新潟VS名古屋グランパス
2010.10.17
J1の2試合をハシゴTV観戦。ハシゴTV観戦2試合なら少ない方。キックオフの具合によっては3試合、4試合なんてこともあるから。ちなみに今はJ2の徳島ヴォルティスVSロアッソ熊本をやっている。徳島はどうして日曜日の夜に試合をするのか、、、徳島県に知り合いはいないので生活慣習がわからないのだけど。
横浜FマリノスVSヴィッセル神戸だが、売り出し中の17歳の小野裕二のなかなかクオリティ高いところを見せるパフォーマンスは見所あったのだけれども。実際に決勝ゴールもいいゴールだった。
試合終盤、その小野裕二をボールと関係ないところで大久保嘉人が後ろから引っ掛け倒してしまい一発レッド。実況中継の中ではリプレイがたった一度しかされなかったので十分確かめられないけれど、こりゃぁミスジャッジだな。そもそも大久保が小野と接触したところをレフェリーは見てないはず。小野がうつ伏せに倒れ込んでいる状況だけで副審に確認をとることもせず、一発レッドは短絡過ぎだろう。大久保に対する先入観があったとしか言いようがない。ただ大久保も、ちょっとイケ好かない感情があったこと、それもあって、決してぶつかるようにではないもののすぐ近くを(わざと)通ったのだろうことはわかるのだが、もうベテランなんだから、余計な事態に巻き込まれないようにもうちょっと考えられるようにならないと、、、ま、あそこまで小野が狡いことができるとは思ってなかったんだろう。小野についてもこういうのは褒められないなぁ。何か後味悪い。もちろん一番ナンなのはレフェリーだが。
しかしマリノス、日曜日の13時キックオフの試合を設定して、同じ13時でも土曜日よりは観客は出かけて来やすいだろうが、どうなんだろう、、、都会の人間は足を運びにくい時刻なんじゃないかな。いずれにしても、もうちょっとしっかり集客してくれよね、アウェイ集客力の低いヴィッセル神戸との試合とは言え情けない。
アルビレックス新潟VS名古屋グランパス、こっちは両チームともアグレッシブにそれぞれに特徴を生かしたイマジネーションある攻撃を立ち上がりからぶつけ合い、楽しめる試合だった。アルビレックスは、全体的にパススピードが速くなっているし、日本人選手のクオリティも上がってきているし、J1に長く居るとこんな風に底上げがなされてくる。そんな風にしっかり前へ進んでいるのだから、新潟のファンも多少飽きというか慣れが出てくるのもわかるけど、単に優勝争い云々という視点でなくそういうのを楽しんでいただくと飽きないと思いますが。
戦術的にも相手チームの守備ブロックに対して、相手選手の間に間に意識的に入って行って渦を描くような(ちょっと褒めすぎだなぁ)パス回しで、見ていて興味深かった面白かった。今日はチョ・ヨンチョルはいなかったけれども、それでも十分なパフォーマンスだし、黒﨑監督も初めての監督でどうなんかなと思っていたが、結構やるもんですね。
ちなみに、左サイドバックの酒井高徳もいいが、右サイドバックの西大伍が私はお気に入りだ。
グランパスは、選手一人ひとりのクオリティの高さを生かしてのイマジネーションある攻撃で、迫力ある、それでいて自信というか風格めいたものを感じさせる、なかなかクラスの高いパフォーマンスに見えた。それに加えて、失点した直後にはサイドからの力攻めでゴールを奪い返すメンタリティなりチームとしての統一感覚、地力は、最多優勝を誇る鹿島アントラーズに通じるものがあるかな、と感じたリ。それくらい、優勝に値するパフォーマンスを展開するようになってきているということだが。
ちなみにこちらの試合でもイエロー2枚による退場がグランパスに出たが、あれは仕方ないもので。また、グランパスは結果的に点差のついた負けを喫したが、それほどパフォーマンスが悪かったわけではなく(細かい点分析としてはいろいろ修正点があるが)流れというか、あやというもんだろう。ただグランパスの負けパターンというのは、こういう清々しく??失点を重ねての負けが多いね。ま、それはそれでいいんじゃないの。
グランパスの金崎は、序盤から積極的な動きとゴールに迫るプレーを見せていたが、いつも思うのだが持続性がちょっと。この日も後半は消えてしまっていたし、これまで見た試合の中で、後半に試合を決めるゴールを奪った試合でも、実は試合全体を通じてのパフォーマンスはどうかな、という感じだったし。ま、これからでしょ。
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