昨日のアルビレックス新潟VS名古屋グランパスだが…
2010.10.18
一夜明けて旧来メディアを眺めてると、グランパスがカウンターにやられたとか、油断というか気の緩みがあったとか、リーグ首位を走っているチームが敗戦を喫したからと言って、なんかステレオタイプな記事・文章がやたらと目につく。
ぶっちゃけ、そうかなぁ~って感じだ。どれも的外れに思えるのだが。
グランパスが失点を重ねたのは、必ずしもアルビレックスのカウンター攻撃でもないだろう。ターニングポイントは1-1に追いついた後、すぐに2-1とされたところだろう。先制されてもすぐに1-1の同点に追いついたところはグランパスの底力を感じたのだが、その2失点め、グランパスの左サイド奥深く、ほとんどコーナーフラッグ付近から、相手1人に2人も人数をかけて囲い込んだのに何故かゴール前へクロスを上げられたのはマズかったが、それをダイレクトボレーで叩き込んだ三門をほめるべきだろう。もっとも、三門への寄せが甘かったし、三門にそんな技術があるとは思ってなかたのだろうから、それは確かに油断かもしれない。
しかし旧来メディアが油断云々と書いているのは、その前日に2位で追ってくる鹿島アントラーズが引き分けたことを指しているのであって、あの局面での油断のことではなかろう。しかし、アントラーズがドローに終わったことでは気の緩みはないと思うのだ。むしろ、さらにポイントを引き離すチャンスということで、逆に気負うということはあるかもしれない。
グランパスが失点を重ねたのも、当然攻撃的に出たからであって、互いにゴールが生まれる前の攻防(攻め合い)にしても、グランパスには自信と確信が溢れているように見えたというのが私の感想。アルビレックスも攻めてきたので、よ~し、それなら真っ向から受けて立とうじゃないか、、、みたいな。そしてグランパスの攻撃には確かに鋭さとイマジネーションが溢れていて、あえて言うならば、むしろ自分たちのそんなパフォーマンスに酔った印象がある。その隙を突かれて、フリーキックから先制を許し、それでも今度はすかさずの力攻めで直ちに同点に追いついて、、、そういう展開であり流れなのではないかなぁ。
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