5バックでスタートするとは意外だったんだが…

田中順也がスポルティング・リスボンと契約したそうで。契約解除金(田中順也が他のクラブへ移籍する時の移籍金)がビックリするくらい随分高いんだが(イタリアとか、他国のメディアもめっちゃ驚いている模様)ポルトガルのクラブはそもそもこれを高く設定するとは聞いているが、活躍しないとな…行くとこがなくなっちゃう。

昨夜は Round of 16 のオランダVSメキシコ。これも密かに楽しみにしていた一戦。試合終盤に劇的な2ゴールでオランダが逆転勝ちだったんで、ハイライトで見たら結構面白く見えるんではないだろうか。オランダはメキシコ相手にも5バック(攻撃時には3バック)で行くんだ…と、私的にはたいへん意外だったんだが。スペイン対策かと思って見てきてたんで。それでもやはりメキシコのスピードへの対応が不安だったのか?? などと思いながら観ていた。実際、サイドで、大したスピードやフェイントでもないのに振り切られてクロスをあげられるシーンが多かったし、中央では文字どおり身体を張って2重3重にメキシコのアタックを凌いでいた感じだが。それでもオランダが5バックとかになってるから、メキシコが逆にビルドアップや攻撃の仕掛けができてるんじゃないかという気もしたし。
後半、1点ビハインドとなってからは4バックにフォーメーション変更し、4-3-3にしたり、さらにウイングバックのカイトを2トップの一角に置くなど、ファン・ハール監督の手腕が見事というようなコメンテーターもいたが、そんなん初めっから4-4-2でいいんじゃないの、っていう気もするんだが。スナイデルは何にもしねぇなぁ、って言いながら観ていたんだが、豪快な同点ゴールを決めるとは、もし私が監督だったら途中で交替させてるが、そこは私ら如きとは違うファン・ハールの判断ですかね。途中でファン・ペルシを交替させたのは同意、だったけれども。フンテラールを入れて長いボールを放り込んだり、まぁいろんな手立てを講じてギリギリで追いついたと。そこは確かに日本チームとは違ってたな。

イギリスのテレグラフ紙が数日前、ワールドカップ本大会出場32チームの「格付け」なんてものを掲載していたようだが、それを昨日の日本の某スポーツ紙はデカデカと、しかもカラー刷りで記事にしてたんだが…どういう神経してんのか。こんなんフットボールの話じゃなくて「エンターテインメント性」だとか「サポーターの質」だとか関係ない部分の(「プレーの技術」「エンターテインメント性」「サポーターの質」の3項目で採点)それこそ一種のエンタメ記事だろ。そんなのを面白がってカラー刷りでデカデカ取り上げるなんて、日本の旧メディアの程度が知れるってもんだ。
そんなことより、ザッケローニはワールドカップをコンフェデレーションズカップやアジアカップと同じようにとらえていた(コンフェデやアジアカップに臨む姿勢と同じだった)的なチーム関係者のコメントを今日の某記事の中に盛り込んでいたが、そこ、詳しく聞きたいもんだな。そういうところを掘り下げないかね。

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