今夜からクオーターファイナル。

Round of 16 最後の試合だったベルギーVSアメリカで、120分の戦いとなったわけだが、アメリカのブラッドリーの走行距離が16.69km(!)とのこと。ベルギーのフェライニも16.28kmだそうで。

90分で走行距離の多い選手が11㎞とか12㎞くらいだが、延長戦のためにさらに30分間長かったので算数的には16km台というのはツジツマは合うが、とはいえ全くスタミナ、スピードが落ちなかったということなんで恐れ入る。それにブラッドリーのパス成功本数は87本(!)とのことで、もちろん両チーム最多。これも凄いというより驚異というかアンビリーバブルの域だが、さらにプレーエリアもピッチ満遍なく動いているとのことで。
今大会、日本チームの走行距離、あんまり多くなかったんだよね。走りゃいいってもんじゃないものの…

アルゼンチンの試合を見ていて思ったんだが、ザッケローニのやりたかった3-4-3って、高い位置でボールを奪って(横のポジションチェンジというよりは)縦に速い攻撃を意図していたものだろうと思うが、今大会のアルゼンチンのような感じだったんだろうか…などと。もちろんアルゼンチンは3-4-3ではないわけだが。ま、ザッケローニが過去にやった3-4-3ではセンターフォワードにポストのできる選手が居たんで、まぁ想像(妄想)の話ですけどね。

ところで、ゴールデンタイムに民放各局がオンエアしてる「デイリーハイライト」の視聴率が悪くて喜んでいる向きがあるが、ぶっちゃけ、あんな内容、誰も見るわけがない。私らでも見ませんよ。それをもって、日本人は結局フットボールがそんなに好きなわけじゃない、日本代表で見てるだけ、などと主張してる向きもあるが、元来日本人はニワカ気質。広告代理店のお偉いさんもはっきりそう言ってたっすよ。だけど、今大会でも深夜や明け方の放送(日本代表とは何の関係もない対戦カード)で高い視聴率を出していること、過去のワールドカップでも外国同士の対戦で何度も非常に(驚くくらい)高い視聴率を出していることは、どう説明するんだよ。
あと、広告代理店のお偉いさんも、業界で話題にしている「ハイライト」の視聴率のことだけを言論ソースにしないで、深夜や明け方の視聴率のことも押さえた上で発言していただけたらいいんだけどね。結局そういう職業や業界の人でも、そういう一面的な情報・ソースでもって語るんですかね。

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