もう1つのセミファイナル、この試合どう見る??

オランダVSアルゼンチン、ロースコアの試合になると思ったが、ここまで双方とも引いちゃうっていうのは、先のセミファイナルの驚愕のスコアの及ぼす心理的影響もあっただろうと。フットボールは実に心理的要素が大きく反映される。

ライブで見てる時は、面白くない感プリプリで120分過ごしたが、それでも結構考えさせられるところはあったような。
オランダの方はいつもの5-3-2だが、ロッベンも守備によく参加して中盤は4枚で守備網を作り、デ・ヨングのメッシへのマンマークをサポートしていたかと。メッシもいかんせんディマリアも居ないんで、とにかく1人でやんなくてはならないところ、こうも包囲網が作られるとさすがに難しいか。途中で存在感がなくなり、オランダにボールが渡って一応守備に動こうとはするんだが、その動き方もダルそうな(笑)…ところが延長後半になるとまた動き出しちゃうから困ったもの。
アルゼンチンの方は、4枚の最終ラインが深く引いて、さらに中盤底の2枚までそこに加わっての6枚(?)のラインって感じ。サイドバックも後ろを空けず、ロッベンの裏抜けをほとんど許さない、ファン・ペルシには2枚とかで囲んでしまう、、、こりゃぁゴールは全く難しそう…ってことで、案の定スコアレスのままPK戦に。
ただ、オランダの方で言えば、中盤センターと中盤右の2人の選手のアイディア、イマジネーション、パスワークがかなり見劣りし、なんならここに日本の選手をお貸ししましょうか(?)使える技術と戦術眼ある選手、よりどりみどり、いろいろ居ますよ…って妄想しながら観てたんだが。この試合では左に入っていたカイトも、いい位置でボールを受けるんだが、全部中に持って行ってしまって右足でのクロスかパスしか出さないんで。まぁ何て言うか、全体的にロッベンやファン・ペルシに遠慮してるというか頼ってるというか、そういう雰囲気すら感じたんだが、私の邪推だろうか。
PK戦そのものは、これはもうどうも仕方がないんで。たぶん私だけじゃなく、多くの方々がオランダよりアルゼンチンに分があると予想したでしょう。
これでファイナルはドイツVSアルゼンチンに。ドイツとオランダとの予想は外れてしまいました。
TBSの実況中継では1990年(イタリア大会)以来(当時は西ドイツ)と盛んに言っていたが、それはそうなんだが、その前、1986年(1970年に続き2度めのメキシコ大会←代替開催)もこの対戦っす。1990年のアルゼンチンも、PK戦ばっかしで勝ち上がってきてたなぁ。1986年は、いわゆるマラドーナの大会。
なんか、ファイナルは南米VSヨーロッパになって欲しいっていう方が私の周りは結構多くて。このアルゼンチンが優勝するってのもブラジル以上に違和感があるが、また1日休養が多い(しかもアルゼンチンは120分戦った後だし)ドイツの方が有利だろうが、フットボールはそういう時にこそ逆の結果に終わることが多いしなぁ。それにアルゼンチンがファイナルでも、このオランダ戦のような守備戦術・戦略をとると、ブラジル戦ではやりたい放題だったバイタルエリアにスペースが全くないので、いくらドイツでもなかなかゴールマウスをこじ開けるのは難しくなるかもよ。

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