今大会中にいまだに聞かれたことが…
2014.07.17
昨夜のフジテレビのゴールデンタイム、ワイドショー番組がカタール特集(?)だったんだが、これがなかなか面白く。ワールドカップ閉幕直後だからと思うが、フットボールネタ数多く、2022年大会のことまで触れてなかなか結構だった。
本日のお題だが、実は2002年の日韓大会の時に(あの時は今日よりもはるかにフットボールやワールドカップのことがわかっている一般人は少なかったが)グループリーグ戦で引き分けがあることに、どうして決着つけないのか不思議ですが…などという質問めいたものを数人からいただいたことがあった。もちろん丁寧に説明しておきましたが。それから12年経過して、今大会期間中に、決してフットボール好きというほどでもなかろうが、割と理解があるようなコメントを日頃からしている方から、12年前と同じようなことをまた聞かれたんだな、これが。ちょっと意外。イラっとなどせず、また懇切丁寧に説明しときましたけどね。グループリーグ戦というのものが最もチーム力を反映するものであることも。で、グループリーグ戦というのが、最終戦(第3戦)まで(完全には)勝ち抜けが決まらないという最後まで興味をもたらす上手い仕組みになっていることも。とっても納得していただいたみたいだったけれども。
まぁ日本はトーナメントの感覚というか慣習が相変わらず強いから。トーナメントではアップセットが起こりやすくて正しく実力を反映したものにならないというのが、ワールドワイドな基準なんだが、そういうことももう少し浸透させた方がよいかと。あと、ユース年代でのトーナメントは、これは育成という点から非常に愚かな大会形式であるということが国際常識であることもね。そういう辺りの理解が一般的にも進み浸透しないと、常識にならないと、フットボールだけじゃなく、スポーツ競技全般の発展はあまり見込めないだろうな。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1506
トラックバック