どこで起用されようとも出場機会を得てることを評価したら?

昨夜はサウサンプトンの吉田麻也が、チェルシー戦にスタメン出場…って、右サイドバックかよ。アザールのゴールの場面ではいろいろ言われてるが(言ってんのは我々日本人ばっかりか?)あのシーンは、ある意味仕方ないかと。

確かに右サイド深く入られて、それに相対したのが吉田で、カットイン、さらにもうちょっと中へ持ち動かされてのフィニッシュ。あれはセンターバックの守備範囲だろう…とか、吉田のワンサイドカットが甘いんじゃないか(中に入れさせないべき)…とか、まぁいろいろ意見があります。確かにもうちょっと、はっきりしたポジショニングなり応対だった方がよかったかもしれないが、あの位置まで行かれたら、どんなディフェンダーでも厳しいだろ。しかもスピードに乗って入って来てるんだし。
むしろそこよりも、中盤でイーブンのボールを味方が奪われて裏に出されて、アザールが走って吉田も追うんだが、そこの追うスピードがちょっと。遅いよ〜とは、まぁ思わないことはないが、そもそも脚の遅い吉田をなんでサイドバックで使うんだ…っていう意見は、それを知ってる日本人としてはあるわな。サウサンプトンのクーマン監督としては、センターバックとしては優先順位は高くないがバックアッパーにはなるし、アザールが居るサイドに入れるんだから、センターバックや中盤底とのコンビネーションでクレバーになんとか対応するだろうとか、足元のテクニックやパスは使えるんでサイドバックから攻撃の起点に…っていう感じだったんだろうか。なんか何かゴチャゴチャしたようなドリブルで相手ゴール前にボールを運んだり、もちろん守備でも、失点シーン以外は結構やってたんじゃないかと思うが。
65分くらいで交替させられたんで、失点シーンがそんなに印象悪かったんかと心配したが、試合後のクーマン監督のコメントでは評価してるみたいだし、イエローをもらったことや、疲れてきてた(それは確かにそう見えた)ということなんで、まあまあよかったんじゃないか。次のアーセナル戦も、ディフェンダーの枚数が足らないんで、出場機会があるだろう。

と言ったって、センターバックとしてはバックアッパーに過ぎないし、サイドバックが居ないきゃサイドバックで使われてるだけじゃないか、、、っていう向きもあるが、言いたいことはわかるが、イングランド・プレミアでこうして出場機会を得ていることを、もっと普通に評価すべきじゃないのかね。吉田に限らず、どの選手についてもスタメンじゃなかったら、ベンチ要員かよ、、、ってすぐにサゲたり、そういうの間違ってません?

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