見事な先制攻撃と戦果(ゴール)とモッタイナイ終盤の失点と…メキシコ戦。
2021.07.27
というわけで、一昨日のグループステージ第2戦のメキシコ戦について。
序盤の先制ゴールは実に見事。右サイドで酒井宏樹が縦に送り込み、堂安が飛び出して持ち込んでマイナスのクロス、、、クロスの瞬間、ヤッタ!!と声が出たが、同時に走り込んでる選手が居るか…と頭をよぎったが、久保建英が左から斜めに走り込んでいて左アウトで合わせてファインゴール。
続いて、中盤でのボール奪取から相馬がペナルティエリア左を縦に切り込んでマイナスのクロス、、、林は空振り、堂安はボールをこねているうちに寄せられて、、、というシーンになったが、VARが介入して相馬に対するファウルが認められてPK獲得。これを堂安がど真ん中に蹴り込んで追加点。
わずか10分ほどで2ゴール先取という、おそらく誰も予想してなかったスタートとなった。
その後はややテンポを落としつつ、それでも強度のあるプレスとセカンドボール回収でメキシコの反撃を許さず。メキシコのボールポゼッションがどんどん高まっていき、前半の終わり頃はよりメキシコのボール支配が高まったが切り抜けてハーフタイム。
後半も同様の戦いをしつつも、チェンジオブペースというか、どこではテンポを上げたり鋭い攻撃を仕掛けるか、というのが課題だったが、70分近くのところで田中碧の縦へのフィードから堂安の抜け出しがレッドカードを誘発。メキシコは10人での戦いとなる。
この時間帯になるとさすがにピッチ上の選手たちの疲労度も高くなっており、どういう選手交替をするかと思っていたら、80分に上田綺世と三笘を投入。2人ともコンディション不良と伝えられているが、実戦調整の意図もあったんだろうか、、、85分あたり、左サイドで三笘と田中碧が止めにいったところでファウルを取られ、タッチライン近くからのフリーキックが直接ゴールに向かい、ゴールキーパーの谷が脚でセーブしようとしたが当て損ない、とうとう失点。視界を遮る競り合いでボールが見えなかったと思うが、しかしあれは脚元に来たボールなんで、なんとかして欲しかったが。。。
(その後のコーナーキックからのドンピシャヘッドをセーブしてくれたのは助かったが、あれは正面だし当然のセーブと言いたい…)
残り時間わずかもヒヤヒヤものだったが逃げ切り。正直想定以上の結果(勝利)をモノにした。
とはいえ、多くの方々の見解のとおり、モッタイナイ失点は残念。そりゃ相手が10人になったのにクリーンシートで終わらせられませんかね、って、そりゃ思いますよ。
これでフランス戦は1点差の敗戦なら、勝点は並ぶが得失点差でOKという状況に。ただし2点差の敗戦だとフランスと得失点差も並び、総得点でフランスが上回るのでグループステージ敗退になる。
選手の消耗度も高いし、イエローを貰っている選手が多いので(しかも替えが利かない選手…またイエローを貰うと次のクオーターファイナルが出場停止になる)ターンオーバーしたいところだが、実はターンオーバーしようとするといろいろ落ちるのが明白なので、さて、どういう判断、決断をするのだろうか。
本日は女子フットボールのグループステージ最終戦。
各グループごとに同時キックオフ。
17:00 ニュージーランド vs スウェーデン(宮城スタジアム)
17:00 アメリカ vs オーストラリア(茨城カシマスタジアム)
20:00 チリ vs 日本(宮城スタジアム)
20:00 カナダ vs イギリス(茨城カシマスタジアム)
20:30 ブラジル vs ザンビア(埼玉スタジアム2002)
20:30 オランダ vs 中国(横浜国際総合競技場)
ネット配信。
https://gorin.jp/live/game/FBL/
なでしこ(日本VSチリ)はNHK地上波(総合)でライブ中継。
なお、今夜はJ1未消化1試合もあります。またDAZNとネット配信とTVと併用。
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