なでしこ、なんだかんだと言いつつ、クオーターファイナル進出。

2015.06.25

フル代表（もちろん男子の）は、10月11日にテヘランでイランとのテストマッチが決まったとのこと。ただし毎度のことながら、海外からのニュース。イランの国際放送が伝えたと。10月は8日にオマーンでシリアとワールドカップ・アジア2次予選を戦い、10月のインターナショナルマッチ・ウイークのワールドカップ予選はその1試合だけなんで（日本もイランも）うまく11日にアウェイでのイラン戦が組めると。そのように調整していたわけだが、カッチリよい仕事。

アジアの国とテストマッチしてもしょうがねぇとか言ってる向きがまだ居たりするんだが、1つのインターナショナルマッチ・ウイークの中では同大陸の国としか試合できないんでね。

なでしこは、ちょっと嫌な感じのあったオランダにきっちり勝って、クオーターファイナルへ。相変わらずグダグダ感ありつつも、選手起用を工面して、フォーメーションを苦心して、なんとか勝ち切る佐々木監督は、まぁ大したもんだと言うべきだろう。チームづくりそのものは、納得できないとはいえ…ね。先制ゴールが大きかった。明らかに立ち上がりから先制を狙っていたプランだっと思われ、見事な人数のかけかたと、左で作って右で（右サイドバックが）フィニッシュという、実にお見事。有吉のフィニッシュも、あそこでアウトにかけながら低い弾道のいいショット。追加点も、スルーパスから何人もが攻め上がって、横に揺さぶり、スルーもあって（これまた相変わらず謎の得点力を発揮する）阪口の見事なショット。ただ、オランダの守備の寄せやプレスが甘いので、そこでワンタッチ、ツータッチでボールを動かしていいリズムと攻撃を作れていたんで、前半のうちに追加点が取れておかないといけなかったと思うし、なんかフィニッシュで慌てちゃうというか、クオーターファイナル進出チームの中で日本が一番枠内シュート率が低いそうだが、さもありなんという感じだ。次のオーストラリア戦は相当厳しい戦いになると思われ、少ないチャンスにビシッと捻じ込む、叩き込むショットが求められる。オーストラリア戦、日本時間では日曜日の朝5:00。

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