ナビスコカップを「J1 18クラブの頂点」…ねぇ。
2015.09.23
ファーガソン氏(サー・アレックス・ファーガソン)がまた新刊本をリリースしたらしいが、まぁ売れるんでしょうね。あの時は実は…的な話に事欠かないから。そりゃ私だって興味津津ですよ。で、今回の新しい話としては、自分がマンチェスター・ユナイテッド監督を退任する時にグアルディオラが念頭にあったとのこと。ニューヨークでグアルディオラ氏とディナーをした時に、でもその時はまだ退任するつもりではなかったから、そういう具体的な提案をしなかったそうだが、その8ヶ月後くらいにファーガソン氏が退任を決めた時には、既にグアルディオラ氏はバイエルン・ミュンヘン監督就任になってたという次第。
ファーガソン氏は、他のクラブからのオファーを受け入れる前に電話して欲しいとグアルディオラ氏に伝えていたそうだが、電話はなかったそうだ。グアルディオラ氏が忘れてたのかどうか、しなくていいだろって考えたのか、それは知らん。もしグアルディオラ氏がユナイテッド監督に就任していたら、移籍2年めの香川も、まぁ普通にかなり違ってたかもね。
昨日行われた、なでしこリーグのジェフ千葉レディースとINAC神戸レオネッサの試合を見たが(スコアレスドロー)内容的にもゴールチャンスもジェフ千葉の方が上回っており、でも「レギュラーシリーズ」はたぶんINAC神戸の優勝が現実味を帯びてきた。そんなチームを優勝させていいんかいな。まさか、今年はそこが優勝する年でしょ、、、的な、どっかの何かみたいな思考はないだろうが。ま、レギュラーシリーズの後のポストシリーズ(エキサイティングシリーズ)が行われ、それでもって年間チャンピオンを決めるレギュレーションなんだが。ただ、そのエキサイティングシリーズは、上位リーグは、今年は上位6チームの1回戦総当たりだそうで(昨年はホーム&アウェイ)どうやってホーム戦/アウェイ戦を決めようとしてんのか知らんが、また不透明なのは勘弁して欲しいもの。
なんか数年前より、なでしこリーグの試合に見るべきところが減ってないか?? 若い選手の技術は明らかにずっと高くなっているんだが、中堅どころに牽引していくパワーとか迫力とか何かが無いというか。2011年の女子ワールドカップで優勝した時の主力メンバーは、もう衰えも隠せないし、そこを埋めて余りあるもの、そこからさらに積み上げたものが、戦術的にも…そこは監督・コーチの能力やビジョンやスキルが大きいと言うべきだろうが、ずいぶん足りない感じがするんだが。澤についても、実況中継では毎度毎度、さすがですねぇ的なコメントが聞かれるが、確かにそういうシーンもあるにはあるんだが、全体的には存在感が薄いし、チームとしてむしろ穴になっていないか。周りが埋めないといけないというか。そんなんで(こんなんで)いいのか??
さて、このエントリーのタイトルだが、これはスカパー中継でのナビスコカップ告知映像でのキャッチフレーズ。確かに、ナビスコカップはJ1の18クラブが参加して実施されているカップ戦(リーグ・カップ)なんだが、J1の18クラブの頂点と表現すべきは、カップ戦ではなくリーグ戦だろ。一番価値が高いのはリーグ戦。万国共通、国際標準。スカパーのフットボール中継の担当者は、まさかそんなことの認識がないわけはない、と思いたいが。要は不適当なキャッチフレーズ、ということです。
ついでに、スカパー中継での天皇杯の告知映像のキャッチフレーズは、日本サッカー最強決定トーナメント…というもの。ちゃんと「トーナメント」と言ってるのはよいけれども、「日本サッカー最強」っていうのはなぁ。確かにプロもアマも混合のオープントーナメントなんだが、だからといって「日本サッカー最強」というのはどうよ。これって昨年もまんま同じキャッチフレーズだったんだが、ずっとシックリ来なくて仕方ないんだが。
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