45年前のメキシコ・オリンピック3位決定戦。
2013.08.24
NHK-BSで今日、1968年のメキシコ・オリンピックの3位決定戦(1968年10月24日)のフルタイム映像がオンエア。自分で紹介というか以前エントリーしておきながら、実はすっかり忘れておりました。
試合の前に、1964年の東京オリンピックをめざしてデットマール・クラマー氏を招聘しての練習風景映像を見せてくれたが、いや~…時代が今から大昔のこととはいえ、当時の選手の技術レベルは驚くほどナンっすなぁ(笑) 今日の子どもたちとだって比べるべくもないほど、、、こりゃあ凄いっちゅうか酷いわ(笑)
まぁそういう時代もあったっちゅうこと。
試合前の長々とした前フリの中での岡野俊一郎氏の話で、メキシコ・オリンピック出場権を獲得した試合直後に、何百人もの若者や子どもたちがスタンドからピッチに降りてきて(今じゃ禁止だから絶対ありえないけど)選手たちとピッチを駆け回った…で、選手たちと一緒に胴上げをした…というエピソードは、実にいい話だった。ウルウルしてきた。
で、試合の方は…これはもうゴチャゴチャ言うことはなかろう。今日のフットボールとは全然別モノだし。映像的には、もうちょっと広い視野の映像だと、もっとよかったんだが…頻発に映像が止まったり飛んだりもしたが、もちろん鮮明さに欠けるし乱れまくりだが(まるでこの当時の衛星中継映像みたい)カラー映像でたいへんにオツでしたな。
しかし釜本邦茂氏は、まるでイブラヒモヴィッチのような存在感。この大会の得点王。
それと、この当時でもう既にメキシコの選手たちにはアウトのキック(パスやシュート)が頻繁に見られること…自分たちのやってたプレーとは大違い。我々がアウトでの長いパスやシュートにめざめたのはもうちょっと後だ。1970年代に入って、ベッケンバウアーとかクライフとかのプレーを見られるようになってからだもんな。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1179
トラックバック