細貝萌、ドイツの レヴァークーゼンに移籍??
2010.12.17
家長のマジョルカ完全移籍が正式に発表されたようで。そしてこちらも以前からの噂どおり、細貝がレヴァークーゼンに移籍して、当面はドイツ2部のチーム(現在首位のアウクスブルク)へレンタル移籍という内容。
もちろんまだ正式発表ではないから、最後までどうなるのかはわからない。
もし実現したら、折角レヴァークーゼンに移籍するのに直ちに2部のチームへレンタル移籍で出されるんじゃぁしょうがねえなぁ…なんて思う人もいるかもしれないが、それは全然的外れ。こういうのは割とよくあるケースで、いい選手だから獲得したい(保有したい)、、、だが外国人枠の問題や戦術上の兼ね合い、あるいはその選手にもっと経験を積ませる意味(意図)で2部のチームや他国にレンタル移籍させる、、、そうして出場機会を確保して成長を期待する、、、ってな感じ。日本人的感覚からしたら、あまりクラブに買われてない(評価されてない、大事にされてない)んじゃないか…などと思ってしまうだろうが、そういう変な見栄とかコマーシャリズムとか関係ない、合理的・有機的な選手育成メソッドの1つだろう。
日本のJリーグでも、こういうのに抵抗感や偏見がなくなって、J1のチームにいるのに出場機会に恵まれない有望な選手をJ2にレンタルなりして腕を上げてもらうなんてことが、もっと活発に行われるべき。出場機会なんて実力と努力で奪い取るもんだ、、、なぁ~んですぐに口を尖らせる向きもいまだに少なくなかろうが、確かに理屈上はそのとおりなのだが、フットボールはそんな単純なものではないので。チーム状況や戦術・戦略上の兼ね合いによって、そんな単純な話ではない。だからこそ変なこだわりを捨てて、どんどんレンタル移籍が活発になる方が健全。特に若い選手については。ま、細貝はもう24歳だが。
そういうことが活発になって全体的(サポータやファンも含め。メディアもだな)意識も変わって、そうして選手の動きや底上げも盛んになり、以前も書いた選手の保有を複数年で契約するようになることで、いわゆる育成型のチームも選手を売ることで移籍金による経営戦略を構築・展開しやすくなる。そういう側面もあるわけで。
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