チャンピオンシップか、鈴木隆行の引退か…

昨夜はJ1チャンピオンシップの1stレグだったが、後半に5ゴールが生まれ、ロスタイムの2ゴールで逆転と、一応、ライトユーザー(?)にも凄い試合と思ってもらったようだが。前半は我々には非常に興味深い内容(ガンバ大阪の戦略と仕掛け、サンフレッチェ広島の戦略と応対、それぞれ見所十分だったし)展開だったが、スコアレスでもあり、ややおとなしい(おとなしく見える)展開だったんで、ここで地上波TVでの視聴者がどれくらいチャンネルを変えなかったか…

なんか、TBSの中継の仕方が、2ndレグのことを全く触れないという、いかにもこの試合だけでチャンピオンが決まると言いたげな実況だったそうで、早速昨夜のうちから問題になっておりますな。だから何にしても、あざといんだよ。
しかしガンバ大阪の今野は、Jリーグでは貴重な貴重なゴールを決める、、、過去も優勝をめぐる(優勝に影響のある)試合で何度そういうシーンを見たことか。ナショナルチームの試合では、アレなんだがな。ま、この試合は逆転負けを喫したわけだが(今野自身も振り返っていたように、今野もバタバタしてしまった感じだが)それでもこの試合の今野の(2-1と突き放した)ボレーシュートは印象に残った。
サンフレッチェ広島では、左ウイングバックでこのところスタメンの清水と、途中から登場して逆転に大いに貢献した柏と、両サイドアタッカーが目についた方も多いのでは。スピードのない、縦に勝負できないウイングを置いてる現在の代表チームに、こういうタイプは必要に思えませんかね。
また、2-2とする同点ゴールを決めた佐々木翔も、逆転ゴールを決めた柏も、ヴァンフォーレ甲府から移籍してきた選手で(特に柏は山梨県出身)ヴァンフォーレ甲府のサポーターの方々にも結構こたえられない試合だったんじゃないだろうか。そういう楽しみもあるわけで。

おっと、地上波TVの数字(視聴率)についてコメントさせていただきますと、まぁ当然もっと行かないとイカンですよ。2ケタに乗れば最高だったろうが、まだまだ幅をきかせている(?)旧メディアの状況的に普通にそれは無理なのはわかりきっていたことで、、、とはいえ、あと最低1%は積み上げたかったというのが私の印象。裏で、ちょうどキックオフのタイミングにいろいろぶつけて来てたしな。キックオフの30分も前に放送を始めるTBSの「作戦」(どういう作戦だんたんやら…)とかも、関係してくるし。広島のクラブと大阪のクラブという、西日本のクラブ同士の対戦ということもある。

で、昨日、最後の所属クラブとなったジェフ千葉からの公式リリースで、鈴木隆行の引退が発表された。今シーズン、ジェフ千葉へ加入していたんだが、ケガであまりプレーできなかった。鈴木隆行にまつわる記憶は数多い。いわゆる「師匠」という言葉が定着(?)したきっかけとなった御方ではあるが、日本に重要なゴールを幾つももたらしてくれた。ゴール数が多いわけではない。むしろフォワードとしては少ないんだが、2001年のコンフェデレーションズカップの新潟でのカメルーン戦、2002年のワールドカップ初戦、埼玉スタジアムでのベルギー戦、2004年11月のオマーンでのワールドカップ1次予選(ひとつ間違えばタイヘンなことになった試合)等々、何度助けられたことか。それと、前線で身体を張ってのフリーキック奪取も貢献が大きい。近年の代表の試合を見ていて何度も思いましたよ、師匠がいればなぁ(フリーキックを獲得できんか…)と。
ありがとう、、、本当にありがとう、、、って言いたいですね。

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