最近のスタジアム問題から少々。
2016.04.29
少し前に、滋賀県の彦根に建設する(2024年)「国体用」の陸上競技場を(将来)Jリーグのクラブのホームスタジアムとして認めるかっちゅう話について、Jリーグ側が観客数が見込めないので興行上認められない…という方針を示唆したとか、幾つかの旧メディアで報じられた。
実際、既存フットボールクラブの活動エリアと彦根では距離的にも地域的にもナンで、そういう毅然とした姿勢を示したことは結構なことと思うが。もっとも地元紙(地元の大手新聞)では、国体用の陸上競技場ならJリーグ「仕様」よりも施設設備的に「緩和される」と、あたかも国体用はヨシ、Jリーグ「仕様」はムダとでも言いたげな記事で締めくくっている(←私にはそう読めたんだが…)と。相変わらずだな、ココも。スタジアムの仕様の話ではないんだが。じゃ、その彦根の陸上競技場は、国体用の陸上競技場ってことでいいんじゃないの。
要はですね、国体用に新陸上競技場を建設するのは、もう止めませんかね。陸上競技場新設は認めない(改修にする)っていう方針を国が出さんかね。無用な器の大きい陸上競技場ができて行くばかりだよ。いつまで、それ続けるんっすか。んで、その国体用の陸上競技場をJリーグのクラブに押しつけるのも止めると。その際もJリーグ「仕様」にするためにさらに予算がかかる…などと、どうせ批判ネタを拾い上げるんだからな。
滋賀県の隣、京都府の亀岡の新スタジアムは、(反対派の要求に応じて)さらに3年ほど要して環境調査をするか…スタジアム建設位置を変更するか…っていう展開に?? 大阪府の環境専門家会議からの「提言」だそうで。建設位置を変更した方がJR亀岡駅にはより近いらしいが、用地買収が必要になると。
広島の方では、フットボールの試合は年間20試合ほど云々という従来の(某方面からの)誤った発信に対して、試合をするのはサンフレッチェ広島だけじゃないぞ…などと反論していたら(←私もそうだが)最新のその方面からの発信では、プロの試合の試合数は…と来やがった。なるほど敵(?)も論理構成というか自軍の論理正当性をいろいろ研究してると見える(笑) だが、だからと言って、野球場のビジネスモデルとは比較にならない…などという論調を張ってるところで、既に議論にならない。そういう視野しかないんだな、と。よほど強硬なんですな。広島という地域の特性がなおよくわかった。そうじゃない地域もあり、まぁいろいろ地域性があるのは結構なんじゃないか、、、嫌味で書いてんだが。
北九州の新スタジアムはさらにその姿を現わしてきて、新しいイメージ画像も公開されて楽しみなんだが、肝心のギラヴァンツ北九州がなぁ、、、予想外の苦戦というか低調な序盤だ。来シーズンをJ3で迎えることになったりしないよね。それくらい低調というか、開幕してほぼ2ヶ月、上向かない感じに見える。
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