長友、インテル・ミラノと3年間の契約延長。

かねてより噂されていたんだが、なかなか契約延長がまとまったという話にならないので、どういうことかと少々気を揉んだりもしたが、無事、2019年6月まで3年間の契約延長したと発表。今シーズン初め頃は2016年6月まで契約があるにもかかわらず、明確に戦力外、構想外だったのに、よく契約延長を勝ち取ったもの。大いに称賛されるべきだろう。

まぁ、マンチーニ監督から見れば、技術的に明らかに落ちるし、戦術的な能力・センスも劣るし、普通に必要ないって判断するだろう(不要との判断は当然だろう)な…と。だから、他のリーグから、あるいはセリエAでも他クラブからオファーがあれば(長友くらいならオファーがあるだろうし)移籍してもいいんじゃないかとも思ってたが、長友本人はひたむきにインテルでのプレーにこだわり、プレー機会も、スタメンの位置までも勝ち取った。噂ではなく実際にマンチェスター・ユナイテッドからオファーがあったそうだし、ブンデスリーガからもオファーがあったようなことも聞く。イングランドでユナイテッドでプレーする長友も見たかった気がするが、そこは今シーズンの岡崎が代わりに(?)イングランドで活躍してくれるから(笑)
ま、インテルでは相変わらず、出場した試合でのパフォーマンスは危なっかしいが、それでも長友を上回るプレーをコンスタントに発揮する選手が居ないんだからな。ポテンシャルやら根幹的な能力では長友を上回っているであろう選手(サイドバック)がこれまで何人もインテルに来ているのに、ね。
長友といい、岡崎といい、テクニックの面、イマジネーションの面、日本の十八番(おはこ)であるゲームメイクの部分でのタレントではないタイプの選手が、そもそもタレント性の高くないタイプの選手が、こうして日本(日本人選手)のフットボール史を塗り替える歴史を刻み込んでいることは、これまた感慨深いというか、意味するモノを感じてしまうというか、何かと学ばせてもらうべき所ではないか。

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