ウズベキスタンはいかがでしたでしょう??

2011.01.17

アジアカップ・グループリーグの各チームの戦いぶりについて、割とウズベキスタンへの評判を高くしている人が少なくないようで。

きっと実際の映像を見ての印象というよりも、試合結果や試合展開のサマリーを見ての想像（予想）の部分が大きいんじゃないかと思うけど。で、昨夜は中国VSウズベキスタンがNHK-BSでオンエアされたのでウズベキスタンに対して関心ウェイトをもって、まぁまぁじっくり見させていただきましたよ。
ウズベキスタンは、攻撃の方はこの試合でも開始早々からサイドを使ったきれいな攻撃で中国ディフェンスを崩してみせたように、アジア風ではなく、ややヨーロッパ風の香りがするよね。アジアのチームとは違うイマジネーションを感じさせる。でも日本チームの方がさらにイマジネーション豊富だけどね。
その一方で最終ラインはかなりルーズ。中国の（この試合に中国は勝たないといけないので、これまで以上にアドレナリンが出ていたとは思うが）さして鋭いとも思えない攻撃に、決定的なピンチを相当招いていて、ゴールキーパーのファインセーブで3点くらいは防いでるんではないか。それと中盤があまりタイトでない。もっとも、中盤によい選手がいないわけではなく、現代的なフットボールであるところの中盤のプレッシャーをあまりかけない（かけられない）感じだろうか。そういう意識よりも違うところに意識があるようで。そういう点も含めて、意地悪な言い方をするならばやや前近代的なフットボールかもしれない。

でも、日本がグループリーグを勝ち抜けばウズベキスタンのいるこのグループとの対戦になるわけで（このグループからはウズベキスタンが1位抜け、カタールが2位抜け）私としてはカタールとの試合よりもウズベキスタンとの試合の方が見たいなぁ。カタールが開催国だからではなく、もうちょっと格調あるフットボールを見たいから。そうすると、日本は2位抜けしないといけないわけで…私はこんなもん、2位抜けでも全然かまわないけど、1位抜けじゃないとそういうつまらんことで騒ぐ（足を引っ張る）向きが多いからなぁ。

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