酷い試合…どれも恥ずかしい失点…
2016.08.05
本日、日本時間の午前中に行われたオリンピックのナイジェリア戦。なんか世界中に恥ずかしい姿を晒してしまったような気分。5つもの失点シーンは、どれも酷い。
相手に絶好の落としを提供してあげるセンターバック、、、シュート練習かよ。全く1対1でなす術のない両サイドバック。ゴールキーパーも精一杯できる限りのプレーはしてたと思うが、いかんせん能力不足、技術不足。50分ほどで5失点もしてりゃ、そりゃ勝てるわけなかろうって。
こちらの4つのゴールはどれもいいゴールだったろう。特に南野が決めたゴール(2-2に追いつくゴール)は、ナイジェリアの中盤がルーズな間隙を突いた日本らしい見事なゴールだった。そもそも、この試合を4-3-3で行くような報道があり、なんで4-3-3なのかな…中盤が薄くならないか…とも思ったんだが、ナイジェリアの分析をした結果だったのかな。そこは一応、理にかなっていたようにも思うが、最終ラインが前述のようなことだったり、中盤3枚の守備のやり方ができてなかったり、そもそも中盤3枚なら、この人選じゃなかろうって。海外の観戦者からは、この試合の日本の中盤3人を足し算しても(本当の)守備的な中盤1人より劣る、、、なぁんて言われておるぞ。また、ナイジェリアの中盤がそんな程度だったのに、前半20分頃からパスミスやら、(スペースがあるのに)細かく横や後ろに繋ごうとしたり、自らリズムを悪くするのも日本のデフォ。技術やスキルの問題もあるだろうが、それよりメンタルの面も大きいんじゃないか。ひ弱なんだよ。
しかしなぁ、、、いつから日本のフットボールはこんな体になったんだ。2002年の地元開催ワールドカップに向けて強化をはかっていた頃は、着実に個の力も伸ばしていたと思うんだがな。なんか、勘違いか自惚れか、はたまた背伸びか、そんなところは無かったかい?? この15年間ほど。この試合だって、十分に勝って見せられた試合だろうに。2000年のシドニー・オリンピックの初戦、強力メンバーの南アフリカにきっちり勝って見せたぞ。後でもう一度考えたら、よく勝てたよなぁ…と思ったもんだが、でも、そういう底力を見せてたぞ。勝てるかもしれなかったこの試合、コロンビアとスウェーデンのドローの結果を受けてのこの試合は勝つべきだった試合、それを自分たちで考えられないようなブチ壊し方をしてしまった。
それと、、、ある人が、U-23アジアカップで優勝して勘違いしたのは選手ではなく監督だろう…と言ったが、なるほど、そうかもしれんな。
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