いろいろあるだろうから3点取らなきゃ、って言ってたら…アジアカップ・カタール戦

試合前に、いろんなことが起こるだろうから2点は取られるかもしれないので3点取らないといけないかも…なんて言っていたら、本当にいろいろあって、本当に2点取られて、3点取って逆転勝ちした。TVでご覧の方々にはとってもエキサイティングな試合になったことだろう。

試合序盤から中盤底でボールが拾えず、何か嫌な感じ。中盤底の遠藤と長谷部とディフェンスラインとの動きのシンクロがやや不十分なためなのか、それとともに最終ラインがやや深すぎるのではないのか。
先制されたシーンはオフサイドだろう!!!ってヒートしたが、試合後にリプレイ映像を何度も見たら、右サイドバックに入っていた伊野波が残っていた(中途半端なラインどりをしてしまって、慌ててラインを上げようとしていたが間に合わずウロウロ、、、あれはイカンなぁ)ようなので、オフサイドではないかな。ま、オフサイドであろうがなかろうが、吉田麻也と伊野波の2人が追いついたのに(1人に対して2人が行っているのに)捻じ込まれるのはイカン。特に吉田麻也の応対が軽すぎる上に、股抜きされてるし。
それでも力量を見せて、軽々と同点に追いついて前半を終了。
しかし後半の入りがまたよくない。特に吉田麻也は、その未熟な対応を狙い撃ちされてきたかな…明らかに、うまくファウルをとれる相手と見られていたようだ。1枚めのイエローカードは、あれは吉田麻也の悪い癖を狙われた。2枚めのイエローカードをもらったファウルはあれはどうかと思うが、とにかく吉田麻也はイエロー2枚で退場に。そしてそのファウルからのフリーキックをニアに低い弾道で捻じ込まれるし、、、あのシーン、壁が足りないぞ!!って言ったんだけどね。あんな感じでニアを抜かれるなんて、何ておマヌケなゴールを許してんだよ、って感じだ。
しかしここから地力を発揮。香川のこの試合2度めの同点ゴールは、シュートをわずかに浮かして放ち見事にゴールキーパーの脇を抜いてネットに突き刺すファインゴール。決勝ゴールは長谷部がすんごいスルーパスを通し(あんなスルーパス通せるんだ!!)香川がそれを受けてドリブル突破、どう見てもPKが与えられるような倒され方をしたところに伊野波がこぼれ球を叩き込んで逆転。あそこ、もし伊野波が来てなかったらレフェリーはPKのジャッジを下したのだろうか…何か怪しいなぁ。それに長谷部のスルーパスの前に遠藤も後方から悪質なタックルを受けて倒されている。あれはイエローカード間違いないし、一発レッドだってありうる危険なシロモノだ。遠藤がケガをしなかったかヒヤッとしたくらい。そこでもレフェリーはファウルをとらなかったわけで…アドバンテージを見たとでも言うのか??? そんな風にも見えないけどな。

率直によく勝ったと思う。開催国との一発勝負で、AFC(アジアサッカー連盟)会長のお膝元で、2022年ワールドカップ開催が決まっている相手…さらに中東開催のアジアカップでヘタすると中東の国がいないファイナルになる危険性があり、それはどうしても回避したい(そのために日本は消したい)ことは容易に想像がつき、こりゃぁこれ以上ない逆境だろう。
しかしカタールはどう見ても半分は南米やアフリカの選手だな。帰化選手の数は問題ではないが、節操なさすぎる。それと、足めがけて削りにかかる悪質なタックルが非常に多いね。これでは国際舞台で試合にならないぞ。
カタールのメツ監督が、試合前のプレス会見で日本のことを「アジアのバルセロナ」と持ち上げていたようだが、それは本音だろう。日本チームはそういう評価を与えられてよい。もっとも、無邪気に持ち上げるだけなんてするわけがないので、さしずめ自分たちは、そのバルセロナを倒すレアルマドリーかインテル(になる)とでも言いたかったのだろうか。
ともかくこのような激勝は大きい。この大会で云々というより、日本は強い、地力ある、というところをアジア各国は目の当たりにし深く印象づけられたことだろう。

ゴールキーパーだが、川島でなくて西川の方がいいんじゃないか。特に、トーナメントに入ってPK戦があるんだから。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/230

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ