セルティック、アウェイの大一番で勝点3ポイント獲得に成功、レンジャーズとの勝点差は「6」に。
2022.04.04
昨夜はスコットランド・プレミアシップの今シーズン優勝を左右する大一番、レンジャーズVSセルティックが日本時間20:00からあり、同じく日本時間20:30からはベルギーのレギュラーシーズン1位をユニオン・サンジロワーズが決めるか…という一戦があり、、、ということで、レンジャーズVSセルティックを。
セルティックのホームで行われた2月の対戦は、旗手の活躍でセルティック快勝。これで首位に立ったセルティックが勝点差「3」で迎えた、今度はレンジャーズのホームで行われる大一番。
旗手、初のオールドファーム・ダービーでアンビリーバブルな活躍。
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日本から戻って来たばかりの旗手、そして前田大然がスタメン。
旗手は4-3-3の中盤、前田大然は左ウイング。
キックオフからわずか2分、冬の移籍ウインドウで加入したラムジーが決めて、早くもレンジャーズ先制。
中央やや右から左に展開したラムジー、、、セルティックの右サイドバックが易々と背中を取られ、抉ってグラウンダーのクロス、、、これにラムジーが走り込んで来ていてワンタッチで合わせたゴール。
このゴールの後も、レンジャーズに押し込まれ続けるセルティックは、ボールを繋げず味方へのパスもズレまくるで、この調子だと普通に3失点はしそうな展開。
ところがセルティックの初めての攻撃で、右サイドを競り勝って中央へ、、、こぼれたボールをペナルティーエリア外の旗手が拾い、2月のゴールを思い出させるようなシーン(旗手、決めろ!!)で右足インサイドでゴール右を狙ったショットはリラックスしたショットで悪くなかったんだが、ややコースが甘くゴールキーパーがセーブ、、、だが、こぼれたボールを(先のワールドカップ・アジア最終予選でオーストラリア代表に参加しなかった)ロギッチが決めて同点。
1-1になっても、やはりレンジャーズがあと2ゴールくらい奪いそうではあったんだが、前半終了間際、左サイドからのフリーキックをヘッドで落とし、相手ディフェンダーに当たって上手い具合にセルティックの選手の足元に転がり、これを蹴り込んで、なんとなんとセルティック逆転。
後半もレンジャーズの攻勢で推移するが、特にイマジネーションある攻撃も無く単純な攻撃ばかり。さすがに最終盤は猛攻ではあったが、セルティックはペナルティエリア内で粘り強くはね返し続け、2-1のまま逃げ切り成功。
アウェイで予想(期待)以上の(?)成果の勝点3ポイント獲得、レンジャーズとの勝点差を「6」に広げた。
旗手については正直、存在感希薄で、まぁ貢献したのは同点ゴールが生まれたシーンのミドルくらいだったが、いかにもコンディションが悪そう。
後半初めのあたりでヘロヘロになっていたのは明らかで、表情からしても休息が必要なんじゃないか。
前田大然については決定的な仕事は無かったが、攻撃面では縦に出しとけ…的なボールに追いついちゃうもんだから相応に貢献。
特に前半はPKが貰えそうなシーンが2度。サイドから斜めに繰り出したボールに前田が追いついて、相手ゴールキーパーに倒されたように見えて際どくPKを獲得しそうなシーン(ゴールキーパーの手をジャンプして交わさなければ倒されることができたかも…しれない)もあったり。
後半にも前田が抜け出して潰れて、こぼれたボールを味方がゴールキーパーの居ないゴールにフィニッシュしたが、ディフェンダーにぶつけてしまいゴールならず、、、というシーンもあった。
ま、前田大然の技術や技巧で一定以上のクラスの相手にゴールを期待はしないんだが、それより何より、守備への貢献度は非常に高いことをあらためて認識。
Jリーグでプレーしていた頃からそうだが、とにかくスプリント数が尋常でない。ディフェンシブサードに戻ってきたかと思うと、その次のシーンではアタッキングゾーンを走っているとか、ワールドカップ本大会でスペインやドイツと対戦する際には、この前田大然とか浅野拓磨とかを(同時に!!)スタメン起用して、これで行くしかないんじゃないか、、、とすら思えて来る。
もちろん前田大然にしても浅野拓磨にしてもゴールは望外のことで、とにかく相手を封じるため…揺さぶるため…っていうこと。
んで、残り10分あたりで三笘を投入する、、、とか。
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