心より、ご冥福をお祈りいたします。
2017.02.03
岡野俊一郎氏がご逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
「ダイヤモンドサッカー」を思い起こす方が多いと思いますが、あるいは日本サッカー協会会長をお務めになったことをご存じの方もおられるでしょう。2002年ワールドカップの時に会長だったわけで、それはたいへんな重圧だったと思います。
当時、トルシエ監督を下ろそうとする動きもあったと思うが、毅然とトルシエ監督で本大会へ臨んだ。
代表チームにおいては、長らく長沼健氏の下でコーチのポジションだったが、1970年に監督に就任したものの、1972年のミュンヘン・オリンピック出場権を逃し退いたあたりのことは、子どもなりにリアルタイムで見つめてた歴史。1964年の東京オリンピック、68年のメキシコ・オリンピックでの銅メダルという思いの外の成果の後で、状況的には非常に難しかったでしょう。
そもそも、日本のフットボールだけでなく、JOCやIOCの要職を長く務められ、私なんかは子ども心に凄い国際人だなぁと思ってたもの。論理的で理知的で、フットボールの枠を越えて日本のスポーツ文化を代表する方だったと思います。そういう部分も、あまりよくわかられてないことが、日本社会的にさもありなんというか、、、まぁそういう感じです。
金子勝彦アナウンサーとのコンビの「ダイヤモンドサッカー」では、スライディングでディフェンスしたシーンで「身体張りましたねぇ」という言葉が懐かしい。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
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