前半で5ゴール奪ったとはいえ、根幹的にはあまり参考にならないというか…

昨日はACL。「死の組」と言われてるらしいグループリーグの浦和レッズは、ホームにFCソウルを迎え討つ一戦。これが前半から打ち合いというか、なんでこんなにゴールが入るの??的な展開で、前半終了時で5-1という。これはFCソウルの守備とゴールキーパーがどうかしちゃった感で、実際、後半は修正したというか普通に戻ったらレッズはノーゴールで(ま、無理に追加点を奪いに行く必要はないが)逆に最終盤に失点してしまってるし。←それがまた、先週末のJリーグ開幕戦で横浜F・マリノスに奪われたゴールのパターンとそっくりだという。。。

FCソウルの守備の何がどうかしちゃってたかというと、最終ラインはズタボロ、前からプレスに行こうとしてたのかもしれないが、中盤前目とアンカーとの間が空き過ぎ、アンカーは最終ラインに吸収されてることが多いし。だからバイタルで前を向いてボールを持てれば、後ろから、あるいは横にはたいたりでフィニッシュに行け、それがまたゴールキーパーの緩慢な動きでほぼゴールマウスに吸い込まれると。確か前半6本くらいのシュートで5ゴールじゃなかったか??
ちなみに相手ゴールキーパー、後半はいいセーブを見せてましたけど。

たださ、相手のゴールキーパーのことばかり言ってられないよ。日本のゴールキーパーもどうかねぇ。もちろん昨日の試合で言えば、フル代表でレギュラーを務める西川なんだが。ちょっと最近の試合どれも、どうかと思いますよ。もうさ、若い選手に切り替えたらどうですかね。川口、楢崎の頃、結構思い切って切り替えたでしょ。

この試合、柏木がコンディション不良、阿部勇樹はベンチ外にして、中盤底は青木に駒井を起用。駒井をここで使うとは思いきった采配と思われたが、割とよかった。攻め上がってのゴールもあったし。スーパーカップの時もドリブルが切れてたし。ま、1年前のあのPK戦のことは、こちらも払拭しづらいところではあるが。

んで、鹿島アントラーズはタイでのアウェイ戦で負けておるし。そもそもレオシルバを酷使しすぎじゃないかと思うが、全体的にデキが悪く、先制を許したがそれでも追いつき(ブラジル人選手だけで追いついたようなもんだが)その後のPKをなぁ~外しちゃうし。だけどドローでいいのにアディショナルタイムにまさかの失点と。。。

浦和レッズだって、この試合は楽な展開だったけど、ソウルでの試合は当然こうは行かないだろう。両チームに差があるわけじゃない。しかも、グループリーグ最終戦だし。その前にグループステージ突破が決まってりゃイイけど。
レッズは次は今月15日、上海に乗り込んで、オスカル、フッキ、エウケソンの居る上海上港との大一番になる。来月にはホームで対戦と、上海上港との2連戦。

しかし、ファン・ソンフォンとかキム・ドフンとかソ・ジョンウォンとか、韓国のクラブの監督に1990年代当時の代表選手が座ってるのは、なかなか感慨深い(?)ものがある。ちなみに昨日の試合についてはファン・ソンフォンは、前日会見で勝点3ポイント獲得に自信満々だったようだが、それはともかく、ソ・ジョンウォンやキム・ドフンのコメントを聞いても、日本のチームに対する評価ポイントはちゃんと持ってんだな…ということはわかる。

今夜はACLは川崎フロンターレとガンバ大阪の試合に続き、23:30からフジテレビ地上波でアルガルベカップ初戦の中継。

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