両腕を使って絡めて背中で体重をかけるという高等な(?)白兵戦かぁ??
2017.03.15
昨夜のACL。中国での試合の1シーン。片腕を相手の腕に引っ掛け、もう片方の腕は相手の足に絡め、相手の背中に背中で体重をかけるという、、、なんか最も印象に残った…かも。
鹿島アントラーズはホームで着実に勝点3ポイントを獲得し、結構結構。ちょっと前半、なかなかゴールを奪えなくてヤキモキしたが。
川崎フロンターレは広州恒大とのアウェイ戦、終了間際のPKでドローに持ち込んだ。
ゴールチャンスが幾つもあり、勝てる試合でもあったが、失点しておかしくないシーンも幾つもあったからなぁ。そこを逃してくれてるんで、こちらは広州恒大の守備網を何度も崩してたんで、勝ってもおかしくなかった試合。
しかし広州恒大は昨年と同じ、守備網がナンだ。ズルズルと5バックみたくなり、しかも中央にごちゃごちゃ集まってしまってるし。ブラジル人トリオは強烈だが、(フロンターレに限らず)勝てない相手じゃない。フェリペ・スコラーリ監督じゃ、こんなものかね。リッピとは違うってか。
ただま、日本選手も相手と戦っている中で、試合中にアジャストするのにちょっと時間がかかるな。その間、どうやってやり過ごすかもちょっと策が少ない。こういう部分が全体的に会得して行けば、相当もっとやれるんだが。
この試合の失点シーンでは、ブラジル人選手にゴールまで10メートルの距離で1メートル少々の間を空けてはイカンでしょ。上体のフェイクからトーキックで十分決める能力があるんだから。しかも2人も行ってるのに、まんまと決められたという、、、日本選手のディフェンスにおける弱さのひとつだな。
フィニッシュでも、なんでああ切り返すかね。鹿島アントラーズの試合でもそういうシーンがあった。縦に突破する自信がないからだろうが、縦にそのまま行けばよい場面でも切り返しちゃったり。切り返しってのは縦に行かれると思わせての切り返しこそ、効果的なんじゃないか。それと、切り返した後の芸が無さすぎでしょ。切り返した後にワンステップでテクニカルなシュートを打たんかね。ショボいショットか、打てないか、バックパスか、、、っていうんじゃぁね。ゴールハントというか、獰猛に行かないとなぁ。
グループステージ残り3戦。鹿島アントラーズは余計な1敗をしちゃったことと、残りアウェイが2つあるとはいえ、現在グループ首位。他の潰し合いもあるんで、グループステージ突破は大丈夫だろう。
川崎フロンターレは、グループで最も力の劣る相手との先日のアウェイ戦のドローが痛いと思われがちだが、そこよりも初戦のホームでのドローの方じゃないかと。その相手とのアウェイ戦(4月25日)で勝点3ポイントを奪わなくてはならない。もちろん、次のホームでの広州恒大戦で勝点3ポイントを獲得できたら言うことなく、現実的にグループステージ突破が見えてくる。
ちなみに、タイトルのような白兵戦を仕掛けられても、世界のトップはそんなことされようが体幹がゆるんでいるので関係なくプレーできる…という身体運動専門家から早速講義いただきました。
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