先週末のブンデスリーガだが、香川と原口が対戦した試合について。

2017.03.18

香川が所属するドルトムントは、今週末の試合はひと足早く日本時間で本日早朝に行い、香川は2試合連続でスタメン、フル出場で、決勝ゴールにつながる素晴らしいターンからのスルーパスがあったが、先週末の試合の方を、、、そちらは原口が所属するヘルタ・ベルリンとの対戦だったこともあるので、そちらの方を。

この試合、香川は久しぶりのスタメンでフル出場も果たしたんだが、やはり今のドルトムントの中盤では、トゥヘル監督のやりたいフットボールとちょっと違うんだろうな…という印象。ボールを奪って前に（縦に）速い仕掛けを（少ないタッチで）トゥヘル好んでいることは、昨シーズンから明らかで、この試合でも香川とともに中盤を形成するヴァイグルとカストロからはそういうコンセプトの体現が明確に見えたが、香川だけちょっと違う??っていう印象だ。
中盤の前は3トップなんでね。
この試合で香川が見せた、3人に囲まれながら珠玉のテクニックですり抜けてボールを前へ運び、アウトで右ウイングにパスを通したシーンは実に素晴らしかったが、そこでも、カストロがドリブリングで持ち上がっていったところ、至近距離の香川にボールを落としたんだが、そこがスムースなスイッチでなく3人に囲まれる状況になった…という前段だったかと。
ヨーロッパの一部メディアでも、そのシーンの香川のプレーを絶賛のようだが、トゥヘルの中ではどうなんかね。。。と思ったら、本日早朝の最新試合で再びスタメンだったという次第。その最新試合を（あまりしっかり視聴できてないんで）もう一度視てみましょうかね。

で、そのドルトムント戦の原口だが、少し前から左サイドでなくて右サイドに置かれており、フォーメーションは4-1-4-1なのかな。中盤の「4」のラインで（左サイドのカルーが結構前に行きたがるので、変則の「4」になっていることがしばしばだが）要求されるタスクをよくやっておりました。ただ当然、ゴールに絡むシーンはめったに訪れず、数少ないピッチ中央に入ってきた場面でのフィニッシュするチャンスを決めちゃいたいな。この試合でもヤッタか!!っていうシュートを吹かしてしまった。1試合の中で1～2度なんでね。
ハードワークは素晴らしいが、う～ん、もうちょっと勝利に繋がるプレーが欲しいところ。現在のチーム事情で（この試合も結局ドルトムントに競り勝ったし）なかなか難しいところだが、、、ま、契約延長の話をしてるようだから、高い評価を得ていると思うが。頑張って欲しいですね。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/2482

トラックバック