日本代表から戻った久保裕也、ベルギーリーグ・プレーオフ初戦。
2017.04.03
レギュラーシーズン(←と言うべきか??)で2位だったクラブ・ブリュージュをホームに迎えて、久保裕也の所属するヘントのプレーオフ初戦。ま、ぶっちゃけブリュージュの方が力量的に上で、それでもなんとか逆転勝利をおさめ、ヘントはこれで3位に順位を上げた。優勝はちょっと無理だろうから、なんとか2位に食い込んで、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権(ベルギーリーグの2位は予備戦3回戦から出場だが)を獲得したいところ。
久保裕也は4-4-2の2トップでスタメン出場。だが、あんまりボールが回ってこず、、、日本代表で2試合スタメンでプレーして戻ったばかりで疲労を感じさせる動き…という指摘もあるだろうが、まぁ確かにそういうのもあるだろうが、それよりも、周りとあんまり合ってない感というか、冬の移籍で加入したばかりで折角のインターナショナルマッチ・ウイークにチーム練習に参加できなかったんで、ある意味でこういうのもやむをえないところというか、試合を重ねて合ってきたところでも巻き戻っちゃうというか。
またこの試合では久保に割とベッタリとマークが付いてたようだし、ブリュージュの守備に対してなかなか出し所がなく長いボールの放り込みが多い傾向だったり。前半途中くらいからようやく味方にパスを付けられる感じが出て来て、久保も降りて来てボールを受けて組み立てようとする意識も見られたり、、、そこにもピッタリと相手が付いてきてたが。ペナルティエリア内では2度ほどボールを受けられるチャンスがあったんだが、1つはスペースに飛び出して引き出そうとしたが、いまひとつ身体が(足が)付いていかなったり、、、足元に入った唯一といってよい機会は、相手ディフェンダーにサンドされてシュートが打てず、、、と、そんな感じの印象だったかと。さらには後半立ち上がり早々に味方ディフェンダーがイエロー2枚で退場、1人少ない状況になるし。久保は1列下がって4-4-1の形に。
…というわけで、70分ほどのプレーで退いたという試合。
試合全般的には、ややアフリカンな攻防が目についたかもね。
いずれにしても、日本との往復の負担は相当大きいものがあり(ここを抜かして議論するのはあまりにムチャというもの)それでコンディションを崩したりトップフォームを失ったり、はたまたクラブでポジションを失ったりすることが多い日本人選手。日本人選手にとって永遠の課題というか足かせというか、そういう部分もあるわけだが、頑張って欲しいところ。
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