ベルギーリーグ優勝プレーオフ、久保裕也の一撃でヘントは2位浮上。

またアウェイを戦ったヘントは、久保裕也のニアをぶち抜く左足のショットで勝点3ポイントを積み上げ、先に行われた試合でクラブ・ブリュージュがドローに終わったため、勝点で並び、得失点差でとうとう2位へ浮上した。
現在首位のアンデルレヒトとは勝点差が6ポイントもあるんで、首位はちょっとどうかと思うが(とはいえ、優勝プレーオフはまだ6節あるんだが)2位で終わればチャンピオンズリーグ予備戦3回戦から出場することになる。
もちろん1位=優勝ならば、チャンピオンズリーグ本戦から出場だが。

久保は4-3-3のフォーメーションの三角形の中盤の頂点に置かれ、ロングフィードをヘッドで落としたボールを拾い、ワンタッチめが大きくなんたんだが、相手ディフェンダーが止まって応対したところを上手く脚に当てて入れ替わり、ゴール左からニアをぶち抜く強烈ショットでゴール。ヘントはこの1点を守り切った試合。
久保は軽やかなプレーを随所に見せたが、後半の半ばあたりから疲れが出てきた印象。それでも終盤も前線からファーストディフェンダーとしての役割をまっとうし、パスコースを切るなどの献身的なプレー。冬の移籍でヘントに加入後に6ゴールと、クラブ史上最高額の移籍金の選手らしい十分な活躍ぶりと言えるんじゃないだろうか。このままクラブをチャンピオンズリーグに導けたら、お互いに成功ということになるだろうな。来シーズンは、どこかから声がかかるかもしれないし。
この試合を視てても、ベルギーリーグ(ジュピラー・リーグ)は、ま、ちょっとゆったりしてるというか(ディフェンスがゆるゆる…などと言う向きもあるが)そうですね、、、何十年か前のどっかのリーグのような雰囲気…かも、しれない。そんな懐かしさも感じつつ、それでもここで屈強な体躯の連中を相手にゴールを重ねるのは、とても重要なこと。レベルがアレだとか、ベルギーで時間を使うのは…云々とか、言いたい感覚はわかるが、あんまりそういうことは言わないで、とにかく試合を決めるプレーを続けることを追いかけたいですね。

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