試合展開もナンだったが、実況もとってもナンだった、ミッドウイークのガンバ大阪のACL。
2017.04.29
ミッドウイークのACL。ガンバ大阪がホームで、アディショナルタイムの失点でドローに終わってしまった一戦。日テレ系CSの実況アナウンサーが、まぁなんと言いますか…まこと酷い実況で。。。
声もいいし、アナウンサー技術としては悪くないんだろうが、いかんせん実況になってない(実況してない)わけで。ま、日本テレビのアナウンサーについては、駅伝様式だとかそういう批判は絶えないんだが(それでもまったく改善もしようとしないのも凄いが…笑)もちろん、その様式のとおり、実況しないで延々とお話をしておられたが、このアナウンサーはそれに加え、おそらく自身の脳内で実況(というか喋りを)してんだろう…という印象というか感想。たぶん、ご自分なりに学習熱心な方でもあるようにお見受けするが、それが逆方向に行っておりますがな。こういうアナウンサー、実況は不要、っすね。
学習熱心との推測を書いたが、(ガンバ大阪のゴールキーパーの)東口の「スローイン」には引っくり返させられたし、藤本が交替で退く際には「いい仕事をしました」とか、クリアする1拍どころか2拍、3拍前に(事象が起こる前に)「ここはクリア(した)」とか言っちゃうんだから。
実況もそういうわけだが、ガンバの試合運びも、こりゃダメだ…って感じ。せっかく序盤で2ゴールを奪って、ペースを落とすのは当然だが、そこから試合をコントロールできないばかりか、どんどん相手に振り回される展開に陥ってしまい。前半終了間際の失点は、ガンバのディフェンダーが滑ってしまって突破を許したという失態が要因ではあるが、そのクロスに対して相手は1人しか入ってきてないのに、こちらは2人居たのにフリーでシュートを打たせてしまうとか、集中力と注意力が足らなさすぎるだろう。
ちなみに、そういうドツボの展開に目に見えて陥っているのに、遠藤保仁が試合をコントロールしてます…的なコメントを言ってたけどね、前述のアナウンサー。。。
ちなみにTV中継も、その遠藤を抜いてばかりで、なんかさぁ、いかにもステレオタイプというか、デフォというか、創意工夫が欠如してるというか、見えてないというか、レベルというべきか姿勢なり発想がプアでしょ。
遠藤については、2-2に追いつかれた後のPKを大きくふかして外してしまったのもそうだが、それよりも、中盤深い位置で明らかにガンバの守備の弱点、穴になっておりますよ。あれじゃぁ、最終ラインも守り切れまい。全然スクリーンになってないし、スペースも埋めてないんだから。もちろん人にも行かない。
この日の中盤底はもう1枚、井手口が居たんだが、井手口1人がそこをカバー仕切れないし、井手口もゴールをめざして前がかりに(特に右サイド寄りに)なっていたんで、左サイドバックの藤春が中央に絞ってボランチみたいな位置を取っていたりしてましたね。
後半途中でとうとう遠藤を下げたが、そんなんは当然のベンチワークと思うが、これも前線にアデミウソンを入れたかったから下げたんであって、もしアタッカーを増やす必要性に迫られてなかったら、この交替も決断したかどうか、、、長谷川監督のことだから、遠藤は最後までピッチに居たかもしれん。
長谷川監督ならびにコーチングスタッフからすれば、遠藤は代わりの効かないピースであり続けてるんだろうが、かといって、その代わりが出て来てないとしても(居ないとしたら)そのピースの無いプランや戦術、戦略を模索するしかないんじゃないですかね。そういうの、やってないでしょ。
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