東京ヴェルディ、名古屋グランパスを撃破…

今週末はJ1はインターナショナルマッチ・ウイークで試合がないが、そういう場合でもJ2やJ3で十分楽しめる。昨日は東京ヴェルディがホームに名古屋グランパスを迎えた一戦が一番の関心。
なんだかんだと言っても、名古屋グランパスの選手層は厚く、今シーズン、ロティーナ新監督を迎えてモデルチェンジし(ヨーロッパで流行の3バックのゾーン・ディフェンスを取り入れ、1トップに裏ねらいで高木大輔を配してる…)リーグ順位も好調をキープしているヴェルディは、接戦になるだろうけどもグランパス有利だよなぁ…と思ってたのが戦前の予想。

その予想どおり、前半の半ばくらいからグランパスがいい形をつくり始めて先制。ヴェルディは見事なミドルシュートがオフサイドと判定され、こういうんがあると往々にして、、、と思っていたが、ところが後半、選手交替も功を奏し、右サイドからのアラン・ピニェイロのフィードを交替出場のドゥグラスがヘッドで合わせて同点。さらに今度は橋本のフィードから再びドゥグラスが見事なトラップから叩き込んで遂に逆転。
終盤はグランパスのシュートがポストやバーを叩いて白熱したが、そのままタイムアップ。地力としてはグランパスの方が上だったろうが、何度も決め損ねているうちにヴェルディの逆転勝利と、見どころある試合となった。
ヴェルディはこのまま、なんとか昇格争いに加わって欲しいね。せめて昇格プレーオフに進出すれば、実に長い雌伏の期間を経ての久々のスポットライトの舞台で、注目が集まるんではないだろうか。
グランパスは、J2で思いのほか苦労してる…という声もあるだろうが(既に5敗を喫してるが)まぁこんなもんでしょうし、地力と選手層からしてJ1昇格(復帰)はやはり本命の1つだろう。J2のクラブは、こんな感じでグランパスを大いに苦しめていただきたいもの。そういうのって大事なことですよ。昇格プレーオフに引きずり込むようにね。

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