TV実況で気になることを幾つか…

明日からコンフェデレーションズカップですな。NHK-BSで全戦ライブ中継ということで、ありがたい。ま、どの試合も夜中前のキックオフとか深夜のキックオフなんだ。
コンフェデも次あるかどうかわからないんで、、、今回で消滅…という説もある。

このところ、ワールドカップ予選だとか、「なでしこ」のヨーロッパ遠征だとか、民放のTV実況放送を聞く(視る)ことが続いたんだが、いろいろ気になる点もありまして。。。気になるというか、進歩してない変わってないというか。

大迫がコーナーキックをバックヘッドでゴールしたシーン、、、「強いですね~」との実況コメントを発したアナウンサーだが…あそこは強い云々より、ヘッドの技術に言及せんかねぇ。
競り合いのシーンでも「体幹が強い」などという言葉なり表現が一般的になったが、単に「体幹」で片づけてはイカンのですよ。体幹というと、あまりに広すぎる。もうちょっと突っ込んで欲しい。どこが競り合いに勝った(相手を振り切った…もしくは、相手を吹っ飛ばした)要因だったのか、その辺に目が届く、視点が行く、関心をもつ眼と感覚を備えて欲しい。まぁね、コメンテーターの方も、そういう点を振られても、こちらはあまりに不勉強で…不勉強というよりも古くて、全然言及できようもないんだがね。
いずれにしても、体幹という言葉が広まったが故に、なんでもその言葉で片づけてしまう傾向があるのは、好ましくないと思っております。それはスポーツをしてる人、指導者においても同様だけど。

すぐに「この選手の特長は何ですか?」とコメンテーターに振るアナウンサーが結構居たりする。割と某TV局のデフォルト様式だったりする印象もあるが(どこの局とは書かないが、わかる人にはわかるでしょう…)そんなことくらい自分でサクッと言わんのかね。視聴者にわかりやすい視点を提供してるんだ、、、ていうつもりなんだろうが、また、その話をグダグタして時間を使ってしまうより(使おうとするより)目の前のピッチの上で繰り広げられているプレーの「実況」に集中せんかいね。また、そう振られたコメンテーターも、一生懸命に長々とまとまりなく喋ろうとしてしまう。いかにもアマチュアくさい。コメンテーターも進化なり成長しないとなぁ。
選手たちは、なんだかんだと言いつつもプロフェッショナル度が増し、インターナショナルな舞台でプレーしてるのに、選手たちの周辺が伸びてないですよ。直観的には、民放TV実況(コメンテーターを含む)は全体的・総合的には15年とか20年くらい遅れている印象があるなぁ。よくて10年。個別には、そうでもない部分もあるんだけど。進化や変化のスピードがあまりに遅すぎる。

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