マジョルカ、家長。

日本時間の今日早朝はインテルの長友が右サイドバックでスタメン、フル出場だったのでそっちも触れたいのだが、その前日のスペインリーグ、マジョルカの家長について。

ホームにバルセロナを迎えての一戦。後半途中で3点のビハインドとなり、案の定、負けてる時しか投入されない家長…というわけで、69分くらいに途中出場。これがホーム初お目見え。
2トップの下の2列めの中央に入ったのかな。
ファーストタッチは浮いたボールを軽々と正確な浮き玉で味方にパス。これだけで技術の高さを感じさせる。次はタッチライン沿いで巧みにキープ。その後も相手選手と密着した状態からスルリと抜け出たり。さらに、中央でボールを持って左へはたき、猛然とゴール前でダッシュしてリターンを受けてシュート…しかしさすがにバルサ、ちゃんとチェックに付いていってブロック、、、このシーンはセンスのよさも感じさせたのだけど、でもシュートはゴールマウスへ届かせてもらえず。
しかしなぁ、大体がジョグしているイメージを持たれそうだし、こういうのを「空気みたいだった」なぁ~んて非難されるんだよなぁ。猛然とダッシュして相手ボールを奪ったシーンは一度だけ、かな。その奪い方も見事だったけどね。試合終了間近には、ゴール前でボールがこぼれてきたんだけどシュートはヒットせず。
技術の高さ、センスのよさ、洗練された雰囲気は感じさせるが、それは我々が家長を注目してみているからであって、スペインの、しかもマジョルカの人たちにそこを認めてもらえるんだろうか。監督が気に入って(ラウドルップ的には気に入るとは思うけど)使い続けたとしても、結果を残さないといくら監督のお気にでも、周囲が使わせなくしていくだろうしなぁ。
こんな様子でいつまでも使ってくれるのかどうか、そっちが不安だ。

バルセロナだが、最前線は一応、ビジャ、メッシ、ペドロの3トップみたいなフォーメーションだが、中央のメッシがなり引いてきてセントラルミッドフィルダーの位置のイニエスタと近づくくらいだったり、最前線へ飛び出したり…ビジャとペドロは、中央のメッシのスペースを空けておきつつ前に張っている感じ。しかし2トップではない。
見ていて楽しくなった。ヨハン・クライフの居たオランダ(トータルフットボールのオランダ)がこんな感じだったよなぁ…クライフもセンターフォワードの位置で試合を始めるが、すぐにあちこち移動しまくって。ちょっと古過ぎだけどね。

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