キャプテンマークを巻いた吉田麻也の奮闘と、日本のフットボールと…
2017.12.31
イングランド・プレミアリーグは年末年始恒例、鬼の過密スケジュール。日本時間今朝は、吉田麻也が所属するサウサンプトンはアウェイで、マンチェスター・ユナイテッドと対戦。
吉田麻也はキャプテンマークを腕に巻いて堂々のチーム先頭入場。戦力的にも地力も勝るユナイテッドとのアウェイ戦を無失点に抑え、ドローだったものの悪くないパフォーマンスだったんじゃないか。
ところでジェフ千葉のエスナイデル監督が、母国アルゼンチンの地元メディアに、日本での1年はキャリアの中でベストだったと、できれば日本に長期間居たい、と語っているそうで。そのコメントの中で、日本のフットボールは情熱に溢れている…国内に良い選手が揃っている…というようなことも言ってるようで、嬉しいですな。レアル・マドリードやユベントスでもプレーしたことがあり、スペインで監督経験を積んだ御方にそういう風に言っていただけると。
今年最後のトピックは、イタリアのフットボール専門メディアが選出した2017年ベストチーム・トップ10に川崎フロンターレの名前があること。
ちなみに1位はレアル・マドリード、2位はマンチェスター・シティ、3位はナポリ、4位はモナコ、5位はチェルシー、6位はベシクタシュ、7位はアタランタ、8位が川崎フロンターレ、9位はトロントFC、10位がホッフェンハイム。
それぞれに随分かっちりコメントが付されていて、フロンターレについてのコメントの末尾は、こんな素晴らしいプレーをするチームをアジアで見つけるのはとてつもなく難しいだろう…という凄い評価だ。何人もの選手の名前を具合的に挙げながら特長(特徴)や戦術を解説するところなんざ、タダモノではない(笑)
特に印象的なくだりは、攻撃的で前衛的…という表現の部分であったり、ここ何年か彼らの戦術は日本において最高のポジションレスサッカー…という部分かな。日本のメディアには全然できないだろ、こういう記事、こういうテキストのクリエイト。旧メディアは無論、フットボール専門メディアでもね。こういう、いわば哲学的だったり文学的ですら感じさせる批評や解説なんてね。
しかしま、こういうのを目にしてなおのこと、フットボールはワールドワイド、正にグローバルっすなぁ。時々わいてくる、何々人には(サッカーは)向かないとかナントカ、、、そういうのは実にくだらない、愚の極致ってことが明々白々。フットボール(サッカー)の惑星なんだから。
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