伊藤達哉のキレキレのドリブルからいいゴールが生まれたが…
2018.05.13
昨日と今日のJ1を見ていると、タイトな守備と頑張りは目につくけれども、一方で攻撃のイマジネーションや技巧の点が物足らないなぁ。ある意味、日本らしいというか。
サンフレッチェ広島を全然止められないっていうのも、これもまた、ある意味、日本のフットボールの現在地点か、とも。いや、サンフレッチェも実に堅い守備で、攻撃ではやろうとしてることがシンプルで、確かに好調。昨日の対戦相手のベガルタ仙台も、相応にスカウティングして臨んでいて、それは結構奏功してたんだが、決めるべきチャンスを逃し、選手交替などで変化を出されて撃沈。このサンフレッチェを止められないんでは…とは思いますね。
ワールドカップで中断に入るので、中断前のJ1はあと1節のみ。
ドイツのブンデスリーガは日本時間昨夜が最終節。この一戦に勝って(勝っても…)1つ上のフォルクスブルクをケルンが下してくれないと自動降格となってしまうハンブルガーは、さすがに気合の入った戦い。1-1から、この日もサイドで度々ドリブリングで相手守備網を攻略する伊藤達哉のドリブルから決勝ゴールを捻じ込み、酒井高徳はガラ空きの自軍ゴール前に立ち塞がって相手のシュートをギリギリでブロックするなど、魂こもった戦いぶりだったが、ケルンはあっさりとフォルクスブルクにゴールを与え、最終節で勝ったものの自動降格に。
伊藤達哉のドリブルはワールドカップでどうよ、、、という声も少しあるようだが、まぁ、まだまだこれからでしょう。
ハンブルガーはこれが初めての降格で、唯一降格経験の無かったハンブルガーが降格したことで、これでブンデスリーガで降格を経験したことがないチームは無くなったという、まさに歴史的な日になったと言えるんじゃないか。
昨夜のJ1では、ガンバ大阪の藤本が(相手ゴールキーパーが前へ出てるのを見越して)60メートルくらいのゴールを決めたが、ゴール裏からの映像を見ると、きれいなインステップで、右にも左にも回転がかかっていない、まさに教本のようなキックでありましたな。
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