アンデルレヒト相手でもゴール、、、いよいよホンモノの期待が高まるか??
2018.11.30
ドイツのフランクフルトからベルギーのシント・トロイデンにレンタルされてプレーしている鎌田だが、シーズン序盤はちょっと出遅れた感じもあったんだが、起用され始めるとゴールを着実に積み重ね、既に9ゴール。ゴールランキングでも堂々の3位に付ける活躍ぶり。
現地サポーターも驚いているかもしれないが、一番驚いているのはクラブのフロントかもしれんな。
サガン鳥栖から完全移籍でフランクフルトへ移籍したものの、フランクフルトでは何ともアレだったようで、契約解除されるんじゃないか的な噂もあった今シーズン前。日本人選手を多く抱えるシント・トロイデンが拾ってあげた形だが、シーズン序盤に起用され始めた頃は2列起用だったように思うが、いまや完全の2トップの一角。左右に流れて起点になったり、線の細い印象のある鎌田だがポストプレーもそれなりにこなしているし、もちろんシュートチャンスにはきっちりゴールも決める。それでもベルギー・リーグだから、、、という向きが多そうなんで、だからこそ1試合2ゴールを記録した次の試合、ベルギー名門のアンデルレヒト戦に注目しておった次第。
シント・トロイデンは試合序盤、鎌田もポスト役を果たした流れから幸先よく先制。ただその後は世代交代を推し進めている(ケガ人も多いようだが)アンデルレヒトがペースを握り、逆転されて迎えた後半の半ば、セットプレーから冨安が決めて同点に。さらにその直後、中盤でのボール奪取からの速い攻撃で、味方とクロスするように中央寄りから左サイドにフリーランした鎌田にボールが渡り、ゴールライン近くまで持ち込んで、角度のない位置からニアをぶち抜く低く速いシュートを叩き込んで逆転…クロスを送るような視線のフェイントからのファインショット。
アンデルレヒトにこれはこたえたか、反撃も大したことはなく、最終盤には追加点も生まれて快勝。鎌田の今シーズン9ゴールめのゴールが決勝点となった。
そうだよね、、、2トップの後ろのポジションがいいとか、シャドーストライカーがいいとか言ってないで、そこにポジションを配置しないのは普通なんだから、そうなると中盤で使える位置はないならば(選択肢として普通に中盤には他のタイプの選手を起用することになる…)フォワードで起用ってことになえるだろ。そこでゴチャゴチャ言わずに結果を出すか、いいパフォーマンスをするか、、、ってことじゃないのかね。誰とは言わないが。そういう流れって、昔から結構多い話だけどなぁ。
ま、そんな鎌田の活躍ぶりだが、日本代表に…という声も出るのはわかるが、まぁもうちょっと見てからからかな、と。ベルギーで幾らゴールしたって…と言いながらも、こうなると、代表に呼ばないのか…とか、あまりに日本の空気はいい加減すぎ。ちゃんとシント・トロイデンでのプレーを見てみりゃいいんじゃないですかね。裏を返せば、プレーを見ずに適当なことを言うのはいかがなものか、と。
いずれにしても、しばらく様子を見てみよう…ということではあるが(まだまだの部分も多く感じるし…)鎌田の今後のプレーに大いに期待、大いに楽しみ、ということで。
早速、次節は、2トップでいい関係を構築している相方がサスペンション(出場停止)だったな。これも試金石の一戦かな。
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