2019年元日に行われた皇后杯ファイナルで感じたことを…

新年最初のエントリーは、NHKで放送された「ロストフの14秒」(地上波版)もしくは「ロストフの死闘」(BS版)(そして昨日の大晦日の夜にBSで再放送されていた、そのベルギー戦)にまつわるエントリーをしようと思っていたんだが、今日、元日に行われた皇后杯ファイナルを延長戦まで視てしまったので、そちらで感じたことを。

試合の方はゴールも数多く決まり、2-2から延長戦に入り、延長で2ゴールを奪ったベレーザが優勝。ま、試合内容としては正直いうと少々物足らなく、戦術やベンチワークも、フォーメーションもシステムも見るところがなかった感があるんだが(申し訳ないですが)この試合に限らず、もちろん男子を含めた日本のフットボール全体に言えることなんだが、特に最終ラインで相手アタッカーとの1対1での応対、対応、スキルが、どうしてもっと上がらないんだろう…ってことですねぇ。。。
激しいコンタクトプレーのことを言ってるわけでも、プレスのことでもないし、奪う、潰す、ということを言いたいんでもないんですね。かといって、リトリートを推奨してるわけではない。身体を寄せての(寄せた後の)相手との間合いのスキルとか身体の使い方・寄せ方のスキルとか、そういうこと。言ってしまえば、格闘技なんかでの間合いとか距離の取り方の妙というか、奪い切らなくていいから潰さなくていいから、コースを塞いでしまえなくていいから、寄せて少しでも間やタイミングやアングルを遅らせるというか、駆け引きも含まれると思うが、数的有利でない状況での1対1でのそういうことの研究をどうしてもっとやらんのだろう…ということです。
そういうことで時間を作れれば、日本のフットボールの得意というか好きというか、やれそうであるというか、そういう人数をかけた守備対応も間に合うようになろうし。
武術とか格闘技のそういう対人訓練というか、そういうのを本気で取り入れたらイイのに…と本気で思ったりしますね。そういうのは本来、日本人が得意だったというか研究し磨いた術だったはずじゃないか、、、というのは、一緒に今日の皇后杯を視ていた武術研究家の御方のご発言ではありましたが。

試合終了後の表彰式では、準優勝表彰では「威風堂々」を流しておりましたね。先日の天皇杯の表彰式では準優勝表彰は、Jリーグのお馴染みのテーマミュージックだった。
優勝チームの表彰では例の「日本サッカーの歩み」を使っているが、それとの対比・兼ね合い(準優勝を讃え、それでいて優勝をさらに引き立てる??)というような意図なのか、どちらも趣向を凝らしたつもりだろうけど、私には(私の感覚では)ちょっとマッチしないというか、そぐわない感じでしたね。

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