4-3-3でもアンカーの脇を使わせないリヴァプール…
2019.12.22
昨日は午後は天皇杯セミファイナル2試合を視聴して、夜はクラブ・ワールドカップのファイナルクラブ・ワールドカップの3位決定戦があり、深夜にはクラブ・ワールドカップのファイナルという、まぁありがたくもフットボールの試合を立て続けに観られるという幸せなことではあるが、年末押しており仕事もいろいろあり、クラブ・ワールドカップのファイナルは録画しているんだがまだフルタイム見終わっておりません。前半を見終わったところ。
試合の結果は既にしっているが、ゴールが決まらないとはいえ退屈な展開ではなく、見どころ十分。
なかでもリヴァプールの4-3-3のフォーメーション・システムについては、通常4-3-3だとアンカーの脇が狙いどころと言われるんだが、リヴァプールはそういうのは全く許さんっすね。
その最大のポイントは最終ラインから前線までが15メートルなり20メートルなり、極端に狭めた(すなわち最終ラインを押し上げた)システムにあるように思われる。これって、日本のチームじゃ、なかなかできない。コンパクト…なんて盛んに言われるけどね。最終ラインを押し上げたら裏を容易に突かれたり。そこもやらせないリヴァプールのプレッシング、、、といったところか。それと中盤の選手たちの高度なフットボールセンスなり戦術眼の高さも感じられる。
そもそも今回のクラブ・ワールドカップでは、ほぼどのチームの前線に人数を結構残しておいて、そうすると当然中盤にスペースができるんだが、プレスバックに押し上げにと、中盤の選手の運動量とスピードが大いに目についた。
日本のチームもこれくらいやれないと最先端のフットボール(戦術)には抗していけないか。。。
クラブ・ワールドカップのファイナルに話を戻すと、そういうリヴァプールに対してフラメンゴもプレスに引っ掛からない攻撃を見せ、日本テレビの実況のコメンタリーボックスでは異口同音にフラメンゴの選手たちのリズム、ちょっとしたフェイントが効果的という見立て。
いやはや、際限なく奥が深いというか、こういうクラスと比べるとまだまだっすなぁ。
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