インカレ(全日本大学サッカー選手権)ファイナル、明治大学の可変システムを楽しませていただいた。
2019.12.23
昨日インカレのファイナル(明治大学VS桐蔭横浜大学)をBS朝日でライブ中継していたんで、録画して視聴。
明治大学については今年は天皇杯の試合(Jリーグのクラブとの対戦)を見させていただいた。明治大学といえば3-2-3-2のシステムと言われるが、この試合では4バック。ただ、アンカーが落ちて3バックになったり、一方のサイドバックが最終ラインに残って3バックになったり、なかなか目まぐるしく変わってくれる。
中盤は4-4-2ではあるがアンカーの前は基本フラットのように見えたが、常に3トップのような前線を形成するのもポイント。
また、後方からの楔(くさび)についても、まるで2人の選手が串刺し(?)になるような形で打ち込むのも特徴的。
あと、中盤のプレスだな。なかなかに流動的でありながらクモの巣のようなプレッシングのかけ方で、これも楽しめた。
可変システムということで評判だが、久しぶりに(TV観戦だが)見させていただいて、楽しませていただいた。
こんな感じで大学サッカー(いわゆる部活ですが)が特徴的な戦術と戦い方をやるのも、結構なことじゃないか。J3やJFLのクラブとの対戦を(天皇杯以外でも)見てみたいものだな。
試合の方は、明治大学が圧倒的に試合を進めながら桐蔭横浜大学の粘り強い守備とゴールキーパーの再三のファインセーブでゴールを許さず、スコアレスで延長戦に。
延長前半にフリーキックからのこぼれをゴール中央へグラウンダーで送り込まれたボールをワンタッチで合わせて、桐蔭横浜大学が先制。
それでも明治大学は慌てることなく、ペナルティキックを獲得して同点に。さらに追加点、だめ押し点を奪い、延長戦で4ゴールを生まれた試合を3-1で勝利。
くだらないことだが、日本人ってどうしてこうも「日本一」(あるいは「世界一」)っていうフレーズを乱発するんだろうな。何も考えずに使っちゃうんだろうが、なんか古臭い、古い、その感覚。この試合(大会)についてもインカレ王者(あるいはウイナー)でいいじゃないかね。少なくともJリーグ関連については、カップ戦は「ウイナー」と言って欲しいものだ。もっとも日本だと、カップに「チャンピオン」と彫り込まれてるけどね(苦笑) チャンピオンはリーグ王者(優勝者)だけ。
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