U-12と皇后杯のファイナル。
2019.12.30
U-12のファイナルを視聴したが、特にホォ~と感心したシーンが2つ。
中盤低い位置から浮き球で右タッチライン沿いに落としたパス。アウトにかけて、ちゃんとピッチにストンと落ちて無用に転がらない。最近の皇后杯のセミファイナルとかを見てても、(日本は技術があるとか言ってホルホルしてないで)もうちょっと技術や技巧を上げないと…などとしばしば感じてたが、それだけに大いに感嘆。
もう1つはゴールに繋がった右サイド縦への突破のシーン。ディフェンダーも強くコンタクトしてきているのを左手で払うようにして、切れ込んでのグラウンダーのパス。素晴らしい。
日本テレビのU-12の放送だが「全日」と言われていた頃からずっと続けてくれていてありがたいんだが、今年は番組オープニングで、夢があれば…云々などと、他の競技の活躍(??)の映像を持ってきて何がしたいんだ。特に最初に日本開催だったアレの映像を持ってきて、まぁさ、オタクが民放独占放送だったことを誇ってんのかしらんが、そういう映像を入れろって指示でもあるんかね。あるんだろうな。
皇后杯のファイナルの方だが、うーん、正直言うと、浦和レッズ・レディースがもうちょっと戦えるかと思っていた。それでも前半は悪くない戦い方だったんだが、個々の技術・技量が足りないか。。。
セミファイナルでINAC神戸を破った試合を録画していたので、ファイナルを見終わってから視聴したんだが、折角INAC神戸を倒した試合でもやはり、まだ個々の技術・技量の不足を感じたところ。
NHKの実況がパスサッカーに転換して…と再三言うんだが、そこまで言うほどパスサッカーという感じもしない。ショートパスのパスワークにはまだまだレベルアップの余地が大あり。だが後方からのフィードを織り交ぜたり、サイドチェンジを駆使したり、日本ではパスサッカーというとショートパスをチマチマ(あ、いえ、細々というか繊細に…)繋ぐことを意味するイメージがあるが、そういう(ある場合には無用なこともあるような)こだわりは無いようで、これなら特にパスサッカーという表現を使うこともないんじゃないか。
むしろ私なんかには、フットボールとしてごくノーマルな展開力であったりパスワークと思える。だから余計に個々の技術・技量、技巧をもっとレベルアップしてもらう必要があると思うんだが。
いずれにしても、日テレ・ベレーザと追い込むチームが出てこないと。浦和レッズ・レディースは、なでしこリーグで2位(ようやくINAC神戸より上位)となったが、最終盤で取りこぼししなかったら優勝できたかもしれない展開だったりしたんで、それだけにもう少しいい戦いをするかと思ってたんだけどな。
ところで一昨日、U-15のファイナルの件をエントリーしたが、そのファイナルを観戦する前に、JFAによるセミファイナルのダイジェスト映像を見たんだよね。セミファイナルの1試合はPK戦となったんだが、両チームのキッカーを順に見せていくんで、おっ全キッカーを見せるんか…と思ったんだが、なぁ~んだ、、、次の瞬間スキップしておりますがな。PK戦のキックの瞬間なんて、ほんの10秒ほどだろ。TVと違ってネット配信で時間制限があるわけはないし、何故に全キッカーの映像を入れないんかね。わっからんなぁ。サボってんのか。だけどさ、こちこち全キッカーのキックをシンプルに繋いでいく方が、探す(選択する)手間が省けてシンプルだと思うけどなぁ。
そもそも日本って、映像編集でPK戦を端折りすぎ。昔っから。ネット配信の時代になっても、いまだに変わらない。変えようとしない模様。
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