香川、コパ・デル・レイでレアル・マドリーと対戦。

コパ・デル・レイ(スペインのカップ戦)4回戦、香川所属のサラゴサはレアル・マドリーとの対戦になり、レアルとかバルサとやりたいとコメントしていた香川にとって願ってもない対戦が実現。日本時間本日早朝、サラゴサのホームで行われた。
香川は2トップの一角ないしはシャドーでスタメン。DAZN実況ではキックオフ早々に香川はトップ下、4-2-3-1と言っていたが、それには違和感。私にはサラゴサのフォーメーションは4-4-2に見えたけどね。ま、守備時に中盤フラットの4-4-2と言ってもよいかもしれないが、明確に4-2-3-1には感じられなかったけどなぁ。なんでもかんでも無条件的にトップ下、4-2-3-1っていう傾向というか条件反射というかルーティンは止めた方がよいように思うがね。
攻撃時には香川が下りてきてしまうので、サラゴサの中盤サイドの2人が高く張ったり、香川だけが低い2シャドーのようになったりしてましたね。

試合の方は、いかんせんレアルの火力が普通に相当上回っており、早々に6分ほどで先制。前半終了間際にも追加点。後半にも2ゴール追加して圧勝というか楽勝というか。。。シュート数はサラゴサの方が多かったそうだが。
香川はレアル相手ということで期するものがあったのだろう、積極的にシュートを何度も打つ。ボールが入ればさすがの香川らしいターンも随所に見せる。
だが、海外の声でも日本国内の声でも、香川はキレキレだとか、スペイン1部で十分やれるとか、そういうのが多いようなんだが、それについては疑問。
ええ、間違いなく上手い。とても上手い。そのことは毎度書いてるとおり。だけどね、これはレアルにとっては2部のクラブ相手のカップ戦、、、週末にはマドリード・ダービーも控えている状況、、、そこでこのメンバーを出してきてる点にはちょっとだけ意外に感じたんだが、まぁ流してる試合でしょう。
前半に3本打ったシュートも、いつにない積極性を十分感じたが、惜しいシュートもあったが脅威性は感じなかったし、すげぇターンをクルクルやってもバックパスとか(バックパス自体を否定してはないんだが)巧みなボールのさばき、展開、パスワークもわかるんだが、求められてるのはもうちょっと違うんじゃないのか。確かに試合終盤、香川らしい見事なターンからの決定的なアシスト幾つも、シュートもあったが、もう4-0のあの時間帯のユルユル状況でのことだし。
何度もボールを欲しがるジェスチャーに、味方からのボールが来ないと天を仰ぐシーンが数多くあったが、そこでボールを貰えない、ボールを渡しても決定的なプレーをやってくれるわけではない(はたいて次でもう一度貰い直そうとする…的な、さらにもうひと手間…的な)感もあるんじゃないかねぇ、味方からしたら。
スピードもキレも(悪くはないけど)足らないように思うし、コンタクトでの強度の面でも、1部で通じるというのは言い過ぎというか、評価し過ぎというか。

いやね、イチャモン付けてるばっかりじゃなく、批判してるばっかりじゃなく、香川のプレーを見るのは好きなんでね。これからも見続けるんだけどね。なんか、やたらと持ち上げるというか、そういうのが違和感。これが日本国内だけでなく海外の視聴者でもかなりそうなんだから、インターナショナルにどんだけ皆、香川のプレーが好きなんだよ、、、と。
それだけハイブリッドなパフォーマンスだった(そういう印象が強い)っちゅうことだよね。

先週だったか、セレッソ大阪が香川(そして乾)に背番号を空けて復帰を持ってる的な記事が一部メディアであったが、その真偽はともかく、そろそろJリーグでプレーを見せてくれてもイイかもなぁ、、、とも思いますけどね。別にセレッソ大阪でなくてもよいと思うんだが。

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