いや~、あれはゴールマウスにおさめて欲しかったなぁ…
2020.02.02
日本時間本日早朝に行われたリヴァプールvsサウサンプトン。前半はスコアレスだったが、後半早々にリヴァプールが先制。続けて2ゴール奪い、3-0の状況で80分過ぎあたりに南野がピッチへ。左サイドに入る。
右サイドからサラーが中央へ出してくれた優しいパスを、ナビ・ケイタと重なるような状況で南野が右足でゴール右を狙ってフィニッシュ、、、決まったか…と思ったが無情にもボールはポストを外れて行った。
ケイタと重なったのが難しくしたか?? 実況映像でも最初はケイタを何度もとらえており、ケイタが外したと思った模様。その後すぐに南野のフィニッシュだったと判明した模様だが。
メディアでも8ヤード(約7メートル少々)からミスと報じられておりますがな。これは決めたかった。。。
リヴァプールの先制ゴールは、左サイドからチェンバレンがドリブリングでスルスルとカットインして来て、最後の持ち出しでビュッとスピードを上げて、ゴール左隅へのグラウンダーのショット。ああいうのを南野がやってくれるはず、、、なんだが。
サラーも実にフィニッシュが上手い。フィニッシュのチャンスは確実にマウスにおさめる。落ち着き払って力みが一切ない。だから相手を見ながらテクニックを発揮して易々と決めきる。
中盤センターのヘンダーソンのゴールだって、実に落ち着いて、無駄な力が抜けていて見事なコントロールショット。
南野に限らず、日本人選手はどうにもココがねぇ。。。
リヴァプールは現在とてもとても充実しており、ぶっちぎりの首位。もうプレミア優勝は確実…どころか、この調子なら3月には決まってしまうんじゃないかって情勢。センターバックのファン・ダイクのパフォーマンスも素晴らしい。サウサンプトンで吉田麻也と一緒にプレーしてたんだけどな。
攻撃も全体的に実に滑らかで、それにアドリブや意表を突くアクションが混じる。手数やパス回しは多くはない。後方からのフィードがフィニッシュに直結することもあるが、ドッカンドッカンじゃない。この攻撃に対して守備網をしっかり張って待ち受けているんでは、対処は難しいかもしれない。
とはいえ、そこかしこにイングランドのフットボールだなぁ、、、的な香り、雰囲気、間(ま)が漂う。いわば(ある意味)ややクラシカル風味というか。
南野は初ゴールのチャンスを決め損ねてしまったが、ゴールが近いことは感じられる。
ただ、南野が入ってからリヴァプールはほとんど右サイド(南野の逆サイド)でビルドアップしており、別に南野をハブったわけではなかろうが、次のプレー機会にちょっと気にして見るだろうな。
アディショナルタイムの4点めはサラーのこの日2ゴールめだったが、右サイドから中央のフィルミーノへ、、、フィルミーノがゴール前で左へはたいたボールに南野が入って来ていたんだが、相手ディフェンダーもそれを読んで懸命のスライディング…そのスライディングの手前にサラーが入って来ていてゴール。サラーが来なければ、南野へのラストパスはスライディングでカットされてただろうな。
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