先々週のベルギーリーグ、スタンダール・リエージュVSシント・トロイデン。

ユーロ(ヨーロッパ選手権)もコパ・アメリカ(南米選手権)も1年延期で来年開催…という情報が駆け巡っている昨夜からの状況。
ベルギーリーグも先週末のレギュラーシーズン最終節が延期となっており、ベルギーリーグはレギュラーシーズンに続いてプレーオフラウンドが実施されるんだが、いつ実施されることになるやら。
鈴木優磨がスタメンしたシント・トロイデンが、アウェイで上位のスタンダール・リエージュと対戦した先々週末の一戦を遅ればせながら。。。

シント・トロイデンは3連敗中で、この試合では4バック、中盤フラットの4-4-2のフォーメーション。鈴木優磨は2トップの一角。スタンダール・リエージュっていえば名門だが、どういうわけかシント・トロイデンは通算戦績でも相性がいいらしく、この試合でも序盤から積極的な前プレスを仕掛ける。スタンダール・リエージュは、大きな素早いパス交換を展開。スタンダール・リエージュの方が地力で勝っている印象はあるが、前半はほぼ互角で終了。
後半になるとスタンダール・リエージュがさらに押し込む時間が長くなるが、どちらもゴールは奪えずスコアレスドローで終了。シント・トロイデンにとってはアウェイで勝点1を獲得したことで、まぁよしとする試合だったか。

鈴木優磨だが、まぁまぁの存在感は見られるんだが、ポストプレーに主眼を置いているのか、フィニッシュシーンが無い。シュート0なんじゃないか。もちろんゴールを狙ってないわけではなくて、点で合わせる飛び込みを何度か見せていたが、そういうフィニッシュだけでなく、多少距離があっても、相手をはがしててもズトンとパンチのあるショットを幾つか見せてもらえたらな…というのが率直なところ。
「9番」付けてんだからな。2トップの相方の方が全然積極的に打ってるじゃんか。
試合序盤早々、ペナルティエリア左外でボールをおさめ、対峙する相手を交わしそうになったんだが、外を(やや遅れて)オーバーラップしてきた味方を使って、ただやはりオーバーラップしてきてボールに追いつくのに気持ち時間がかかったために相手ディフェンダーに塞がれてしまったシーンがあった。
味方を使ってやるマインドはとてもイイんだが、あそこなんか、フェイントで交わして(間を作って)ズドンの場面じゃないかね。立ち上がり早々なんだし、挨拶代わりのズドンっていうか。
今シーズンここまで7ゴール。プレーオフラウンドもあるんで、10ゴールはスコアして欲しいと思うんだが。

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