奇跡は起きずでレガネス降格。
2020.07.24
昨日から4連休なんだが、なんでJリーグを分散開催しないのか的な意見を聞くんだが、まぁ率直に言ってそう思いますね。
あるいは、昨日試合を入れれば4連休の最終日にも中2日で入れられるだろうが…ってなところ。海外もそれくらいでやってるじゃないか、と。
たいへんな過密で日程消化しているので、選手たちの疲労やケガを避けること、日程的な有利・不利が生じないことを考慮してるんだろうが、それはわかるんだが、例えばJ2だけでも、J3だけでも日程を入れるとか、そういうのも欲しい気はする。
露出への意識の問題かもしれない。そんなこと言ったってロクに旧メディアで露出なんかしてないじゃないか、、、という反論も来そうだが、大筋そうではあるんだが、実は少しはそうでもない。
まぁとにかく、もったいない感はある。
さてリーガも先週日曜日に全日程を終了。優勝は前節にレアル・マドリードで決まり、久保健英の居るマジョルカの降格も決まり、最終節は日本代表監督を務めたことのあるアギーレ監督のレガネスが奇跡の逆転残留がかかる試合が一番関心をそそられたんだが、相手は優勝の決まったレアルで、メンバーは落として来るだろうがしんどい相手。でもそこは何か起きるかも、、、ということで(笑)
レガネスは最終節に勝っても、1つ上の順位のセルタがドロー以下でないと残留できない状況だったんだが、結果的にセルタはアウェイで最下位で降格が決まっているエスパニョールとスコアレスドロー。つまり、逆転残留におあつらえ向きの状況が発生したんだが、残念ながらレガネスはレアルとドローに持ち込むのが精一杯で、奇跡の逆転残留は起きず降格となった。
レガネスは5バックで中盤4枚。高い位置から速い出足と人数をかけたプレスでボールを奪い、ショートカウンターを狙う戦い方。タレントが居ないチームで、いい戦いぶりのように見える。
キックオフから積極的にレアルに挑むが、攻撃でも近い距離で人数をかけおうとするが、ちょっとワチャワチャ、ゴチャゴチャした感の印象も。
それに対してレアルもゴチャゴチャ感ある人数をかけての囲い込みを見せたりするが(プレスバックの囲い込みも速い)そこはレアル、その後の広げたり展開したりのスキルやら、レガネスが囲みに来ても選手の能力・技術ですり抜けるだど、クラスの違うを発揮。
で、わずか9分ほどでセットプレーからヘッドを合わせられて失点。
それでも前半アディショナルタイムに中盤でのボール保持から右サイドへ展開、そこから左サイドへ大きくサイドチェンジした落としを、2列めからゴール前に走り込んで、それも角度の無い位置からファインショットを決めて追いつく。ここは大きな展開を見せてファインゴール。
しかし後半立ち上がり、今度はイスコが戻りながらのややルーズ気味のボールを巧みにコントロールしてからターンして、すかさずの右アウトでのスルーパスからファインゴールでアッサリ追加点。
レガネスは後半残り時間少なくなってきたところで左サイドを縦に突破して速いクロスが抜けてきたところ、ファインショットを決めて再び追いつく粘りを見せる。この同点ゴールの前から、ペースを落としたレアルに対して高い位置でボールを拾って枠内シュートを何本を放っていたが、それが実った形。
だがさらなる追加ゴールは奪えず、ここまで。最終節でレアルを倒して勝点3ポイント獲得して逆転残留ということになったら、永遠に語り継がれるクラブの歴史になったところだろうが。
この試合も見ても、アギーレ監督らしい、いいチームだと思われるが、奇跡は起きず。
もっともアギーレ氏もシーズン途中から就任したもので、最初からチームを作ったわけではないしな。
アギーレ氏のチームをJリーグでも見たいという声も、結構聞きますね。日本代表のトレーニングでも、トレーニングメニューがとても面白かったという話も選手たちからも聞くし、もうちょっと見たい監督ではあります。
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